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【フィンランド】 経験は凌駕(りょうが)する

2007年08月02日 14:32

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オリンピックのとき北京に行くから日本にも寄る、再会しよう、と約束してマルコと別れる。














まずはバルト海を臨むKauppatoriの市場へ。

CIMG1819.JPGCIMG1827.JPG世界でも有名な魚市場だが、他にもチェリーやアップルといった果物、じゃがいもやスイートビーンズなどの野菜、舞茸を黄色くしたような見た目のマッシュルーム、手作りのパン、惣菜、花、帽子に毛布、アクセサリーと多種多様。日本人含め観光客も多い。

売り子は普通のフィンランド人より積極的、やっぱり商人(あきんど)は違いますなぁ。


まぁ、呼び声に乗ったら最後、買うまで腕を掴んで離さない中国人やチベット人とは全く違う(だからこちらは帰るフリしてマケさせる)けれどね。


味見させてくれるのでついつい手を伸ばしていたら、いつの間にかちょっと買い過ぎたわい。

座って遅めの朝ご飯。










と思ったら、フィンランド人の方から話しかけてきた!!

初めて!!


CIMG1838.JPG空席はたくさんあるのにわざわざ相席してきたのはSakari Salmivirtaサカリさん、法人向け保険のセールスマン。営業職だから積極的なんかなぁと思っていたら、3年前に仕事で北京に住んでいたとあると言う。マルコと同じで他国の文化に触れている人というわけだ。

さらに、この写真を撮ってくれたのもフィンランド人にしては珍しいフレンドリーなおばちゃんだったが、一緒にいたオーストラリア人の友達を案内している最中だという。


ふーん。

多文化と交流したことがあるという経験は、既成概念を凌駕(りょうが)するのかもしれない。経験はマインドを変えうる。

であれば、島国・日本人ももっともっと外に出るべきだ。時代は交流を求めているし、そうでなければ取り残されてしまう。
独自のアイデンティティは変える必要はない、むしろ胸を張っていい。しかし、外部に対するスタンスがシャイであり続けたら、日本にとってとんでもない機会損失になってしまうと思う。




市場と隣接する港から、船に乗ってユネスコ世界遺産・スオメンリンナ要塞へ。

CIMG1850.JPGロシアの東部侵略に対し、1748年に6つの島に渡って造られた防御施設である。
島の地形に合わせて綿密に積み上げられたレンガ造りの強固な壁が出迎える。
ところどころに窓が開いており、そこに大砲がスタンバイ。






CIMG1897.JPGしかし、予想と違って全く重層な感じがしない。かと言って寂びれた基地といった印象も無い。
島の地形に合わせて造られているので、丘の合間からところどころレンガ塀が見えるといった感じで、後は柔らかく生えた草とそこに咲く花々なのである。










なんだか、自分の知らない世界に対して恐れを抱いて外側に塀を張り巡らせつつも、内側はムーミンやサンタクロースに代表されるノスタルジックなメルヘン世界が広がるという、フィンランド人の性格と重なって仕方が無かった。
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港でフェリーを待っていたらとても感じの良い日本人の家族を見つけたので、荷物になるのを承知でシベリア鉄道で読み終えた3冊の本の引き取りを願い出る。
快くOKしてくれる。しかもコーヒーまで頂いて恐縮です。
ヒトミちゃん、その子たちよろしくね!


CIMG1929.JPGバイバイ、フィンランド。キートス(ありがとう)!!










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さて、向かうは南じゃ!














<今日のグルメ>
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Kauppatori市場で試食しながら買ったのは、
①名物のライ麦パン、1/2サイズ
②クリームりんごパイ
③スイートビーンズ
④小魚のフリッター

①黒い見た目のライ麦パンは水分少な目の素朴な味で、フィンランドの主食。
②チーズを使わずサワークリームのみで仕上げてある。酸っぱさとりんごの甘さが絶妙。
③スイートビーンズはなんと生で食べられる!山と積んである中から量り売り。
④小魚はからっと揚げてあって、お好みでタルタルソースを。

てか、アンタいくらなんでもやっぱり買い過ぎや!!だって積極的なフィンランド人がたくさんいて嬉しかったんだもん…。もちろん今日は3食これの残り物でカバー(笑)
これ以外にも、舞茸を原色の黄色で染めたようなマッシュルームや、獲ってきたばかりの生の魚など食材の種類も多い。






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それから、マルコが国民的お菓子だと言っていたSalmiakki。

定番は黒の市松模様だが、スーパーのお姉さんが赤い箱の方がオススメ、というのでそちらを。
中は真っ黒の固め練りケシのようで、しょっぱくて甘い不思議な味覚。

語源はsal(塩)+ammoniac(アンモニア)+pastille(パステルorトローチor練香)。
アンモニア入ってるんか!!メンソール代わりみたいな感覚なんかなぁ。
ネットカフェのドリンク1杯で15分インターネットが使えるので、順番を待ちながらもぐもぐ。

プロフィール

徳田和嘉子

  • 徳田和嘉子
  • 1983年生まれ。東大法学部卒。
  • 来年春から社会人。その前に夢だった世界一周へ。
  • 「東大生が教える!超暗記術」著者。
  • 尊敬:緒方貞子さん。
  • 趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク。

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