【ドイツ】 ベルリン壁の向こう側
2007年08月14日 18:59
起きたらすでに…え?夕方や!!
20時間も寝ていたことになるわいな。ビールをたらふく飲んだとはいえ、疲れが溜まってたんだなぁ。
もう仕事が終わった頃かな~と思い、中国・万里の長城で知り合ったステファンに電話を掛ける。
「おー!無事に着いたか!ちょうど今同僚と飲みに行くところだよ。一緒に行くか?」
待ち合わせ場所にBMWに乗って現れた彼らを見て、ドイツやなぁと思う。
駅名と同じZoologischer Gartenという大きな公園の中にビアガーデンがあり、ソフトウェア(セキュリティ関係)会社勤務の彼ら3人と乾杯。
「それで?ダンナは見つかったか?」
いやいや~まだ旅は始まったばかりでっせ。
「はっはっは。まぁ無理だな」
その後話していると結構ブラックなユーモアが多くて、これがドイツ流かしら~と思いながら合わせる。ひとしきり話すと、ビール好きドイツ人!といった体型をした方の同僚が仕事でトラブルがあったらしく愚痴をこぼし始める。どこの会社でも大変ね。。。
その後、ノンアルコールビールで我慢してくれていたステファンがドライブに連れて行ってくれた。
BMWはもちろんマニュアル型。「これがドイツ人のスタンダード。こっちの方がスポーティフだからね」さすが車に愛着を持っている国民だ。
アウトバーンはよく行くの?と聞いたら、大好きでいつも時速260キロで走っているらしい。
「問題ないよ。しかもこの車は280キロまで出るしね」
いやはや。アナタ、万里の長城で怖がって結局飛び降りて来なかったよね…?(笑)車に乗っていると命は惜しくないらしい。
「西側地区のシンボル、Siegessaule。19世紀にプロイセン軍が勝利した記念塔だ。」
2km以上もあるTiergartenの緑地内の中央から金色の天使が街を望み、その周りを車がびゅんびゅん通って行く。
「議事堂に各国の大使館。この辺は大きくてモダンなデザインのビルが多いだろ」
ステファンたちの会社も西側のあるらしい。
そして東側へ。
「ミュージアムアイランド。ペルガモン博物館から歴史博物館、天文学者ボーデの博物館まで、1箇所に集まっている。」
ステファンが好きなのはエジプト博物館らしい。外側は巨大で装飾も雄大。
近未来的なデザインのテレビ塔を見て、今なおわずかに残る北側のベルリンの壁へ。
「ここは最高のロケーションにも関わらず、周りは建物もなくぽっかり空いてもの寂しいだろ。ここは大勢の人が死んだ地だから、誰も開発する勇気がない。でもみんな投資の機会を狙っていて、始めに誰かが手を出してくれるのを待っているんだ」
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壁から離れて立ち並ぶショッピングセンターなどを見て、西側より東側の方がいろいろあって面白そう、私のイメージしていたのと反対だ、と言ったら、
「その通り。今じゃ東の方がカジュアルで人気だよ。」
確かに西側は公的な機関が多くて物々しい雰囲気だった。解放後、未開発地も多かったであろう東側に先を争って開発の手が進んでいったことが想像される。急激に土地代も上がっていったのだろう。
今のベルリンでは、冷戦時代の東や西といった概念はほとんどないようだ。より良いロケーションをいかに手に入れどう開発してどう投資するか、といったどの都市にも共通する思惑が広がっている。
ただし、壁直近の周辺だけは別だ。ここにはまだわずかに壁の歴史の傷跡が残っている。
これが壁崩壊から18年も経ったベルリンの姿だ。
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<今日のグルメ>
「ソーセージはどこでも食べられるだろ」
と言って、ステファンが頼んでくれたのが子牛肉のステーキ。ボリュームたっぷり。柔らか~いのにあっさりしていて、何よりビールに合う!!



