【トルコ】 イケメンチェーック!
2007年09月09日 21:21
「ワカい子は得ダ、のトクダワカコですーよろしくー」
というのは、覚えてもらいやすいように私がよく使う自己紹介。もちろん、
「あと5年ほどしたら、ワカい頃(コろ)は得ダった、にしますー」と付け加えるのも忘れない。
そうしたら、
「棚か(タナカ)らボタもち、ひでえなぁ(ヒデオ)」
と乗ってくださったナイスな方がいらした。
日本トルコ協会監事の田中英雄さんである。
第一法規の社長でもある田中さんには、六法や法学問題集を頂いたりと大変お世話になっている。
と言っても、出会いは、カントリーミュージックのライブバーに紹介されて行ったとき、飛び入り参加で演奏してらしたのが田中さんだった、という不思議なご縁。実に多才なお方である。
トルコ入りしたとき田中さんにメールをしたら、オススメスポットの返信をくださった。
グランド・バザール、エジプシャン・バザール等について、「現在の市民の息吹が感ぜられ、雑然の中に秩序があり、しぶといエネルギーにあふれたところが個人的に好みです。」という表現。さすがやなぁ。
そして!
その中の注目すべき1文が、
「そうそう、軍事博物館の交代式の演奏も有名ですが、ドルマバフチェ宮殿のイケメン衛兵交代式もなかなかグーですヨ。」
…これは見に行くしかありませんね!!
というわけで、Wakakoとドルマバフチェ宮殿へ。
おっいるいる。
イケメン、か!?

うーん、正直、目深に被った帽子でわからず…。残念!!
でも、鼻が高いところを見ると、なかなか整った顔立ちのよう。
この海に面した宮殿は、内部がまたすごかった。巨大なシャンデリアがごろごろあるかと思えば、山水画風の貝細工の装飾がある、といった調子。
さすが、栄華を極めたオスマン帝国。
旧市街にあるトプカプ宮殿が「不便だから」という理由で新たに建てたというこの宮殿、ヨーロッパとアジアの文化を融合させた贅沢の極み。
それから今日は、毎日眺めていたくせに入ったことのなかったイスタンブール王道中の王道、ブルー・モスクにもGO。

この街にはイスラム教のモスクが山とあり、お祈りの時間になるとスピーカーからアザーン(祈りの声)が流れること1日5回。
トップの大きさを誇るブルー・モスクは、普通はミナレット(尖塔)が4本なのに比べ、なぜか6本もある。Wakako曰く、黄金のモスクを造れと命令された建築家が、本当に間違えたのか予算節約の故意か、トルコ語で「黄金」という単語によく似た「6」本という命令としてで設計したらしい。結局、6はトルコで縁起のいい数字だったので事なきを得たようだけど。ほんまやったらすごい“とんち”やな。

内部がまたすごい。スカーフ着用で入ったそこは、タイルに描かれた繊細なブルーの装飾が全面に広がり、なるほど内部が青く見える。
…Wakakoと旅していて面白いのは、感じ方が全く違うところだ。
右脳系のWakakoは、その日の気分で予定を決める。今日は私の提案で結構忙しく回ったが、ドルマバフチェ宮殿、ブルー・モスク、さらにその横にあるスルタンたちの墓、と3つも観光名所に行った事実に感動していた。やろうと思えば詰め込めるもんだねぇと言う。
一方、左脳系の私ワカコは、ハイペースの旅行をするため1日1国も辞さないくらいで、歩きながら次の予定を考えるのが癖になっている。
でもこれまでWakakoと一緒にいて、なんとなーくで行き先を決めるのもなかなかいいもんだなぁと思い始めた。
衝撃の受け止め方も私たちは異なる。
例えばブルーモスクなどの究極に美しいものを観たとき。Wakakoは、胸がハッとして一瞬息が出来なくなるが、次の瞬間にはもう普通の自分に戻っている、という。でもそれは感動が去ったのではなく、自分の一部として取り込みが完了し、そこにいるのが心地いいなという状態に変化した、ということらしい。
一方、私ワカコは、胸がハッとすると、同時にそれを表現する言葉が頭の中に溢れてくる。今ブログを書くことがこれに拍車をかけていて、旅で感動したことは同時並行でここに書くのと同じ文章となって止め処なく脳の中を流れていくのである。
何かを見るときも感じるときも、右脳から左脳にダイレクトでパスが来て、意識しなくても文体が構成される。ちなみに文字にするときは、それを捕まえておいて文字化する、という感じ。
こんなにも違う私たち。その分、異なる悩みが発生する。
Wakakoは、なぜ自分がそう感じたのかという分析をもっとできるようになれば次に生かせるのに、と言う。
ワカコは、もっと感性に浸ることができるようになれば、アドレナリンが分泌され過ぎてたまにどうしようもなくショートしてしまうことが無くなるのに、と思っている。
Wakakoのことを私が尊敬するのは、自分の課題を克服するため努力をしているところ。彼女はずっと前から毎日欠かさず日記をつけている。どんなに何もなかった日でも、書かないことがない日はない、と言う。
一方の私はというと。何をしていても常に何かしら分析してしまう私は、特に大学時代かな、いろんなことに手を出して自分を解放する場所を探してきた。
お互い、自分の欠点は痛いほどわかっている。そして、自分の持っていない部分を持つ相手に憧れている。ワカコはWakakoの感性をこの上なく魅力的に思うし、Wakakoはワカコの分析の仕方を知りたいと言う。Wakakoと会ったこの数日、今まで以上にお互いへの質問が止まらない。
二人で過ごすトルコもいよいよ後半、今夜は夜行バスでカッパドキアへと移動。
<今日のグルメ>
ベリーダンスのため私より先にトルコ入りしていたWakakoが、ここのライスプディングが一番おいしい!とオススメした店で。なるほど、外はかりっかり、中はとろっとしていて卵濃厚、今まで食べたのとひと味もふた味も違いまんな!!お気に入りのアップルティーと共に味わいました。



