アフリカ縦断報告vol.5
2008年01月28日 00:13
【タンザニア(続き)】
ダルエス・サラームからザンビアへは中国援助で造られたタンザン鉄道が走っているが、圧倒的に早いと聞いたバスに乗ることにした。
…早くない。ぜんぜん早くないよ。
24時間で着く予定が、なんで48時間かかるかね??
なんで国境で24時間待たなきゃならんのかね??
運転手も理由がわからないってどういうこと??
私以外はみなアフリカ人。私とボツワナ人の美容師お姉さんがぶーぶー怒っただけで、みな「仕方ないか」と言った感じでバスの動かない24時間を悠々と待つ。
さすが、これがアフリカの時間感覚。スワヒリ・タイムや。
周りにも待たされる車が多くて、車体に日本語で「所沢 ひまわり幼稚園」だとか、「めいらく スジャータ」だとか書いてある。日本中古車の行く先はここ。
そのうち、「ケニア大統領選挙をどう思うか」について、乗客の中で喧々諤々の討論が始まった。
ケニア人、ボツワナ人、タンザニア人、ザンビア人、モザンビーク人、コンゴ人。もちろんみな英語で討論。みなそれぞれの民族の言葉も話せるが、植民地の影響で公用語が英語かフランス語。
バスの中で、アフリカ各国の出身者たちが、ペラペラの英語で、ケニア選挙について討論している。
「アメリカがやはり口出ししてくるな。ヒラリーが当選しても黙っちゃいないだろう」
と言うので、なぜ?と聞いたら、
「民族的要因以上に、ケニアは半分がイスラム教徒だから政治的に軋轢があるのさ」
という返事。
ケニア大統領選挙、日本では注目度は低かったらしいが、アフリカでは国を越えて大注目。
【ザンビア】
予定を大幅に遅れ、バス内で2泊して、やっと首都ルサカ到着。
アフリカらしさは、歩いている人の肌の色にしか見ることができない。
そこそこ整備された街並み。そこそこ現代的な服装をした人たち。
カフェにPCを持ち込み、無線ランでネットをしている人たちを見かける一方で、停電や断水はしょっちゅう。
現代化に向けて変化が起きているかと思えば、基礎的なところで抜けている部分が多い。
秋葉原のような電気店の一角があり、そこでデジカメ購入。
一方で、なんだかがっかりしてしまったのは、青年海外協力隊の一人と話をしたときだ。
ここには国全体で100人もの隊員がいるという。ルサカだけでも30人ほど。
ボランティアでやってくる人にはもちろんモチベーションの差があり、一生懸命やっている人もいるのは無論であるけれど。
そうでない人もいるのだ。
辛口は控えるべきだけど…これだけは言いたい。なぜ自分が希望してやって来た国の説明も、仕事の目的の説明もできないのかなぁ。
JICA派遣で住居費も生活費も日本の税金で賄っている、純粋にはボランティアとは定義できない状況での活動の質を思う。
それから出会ったザンビア人行政担当官ナチーとこのことを話す。ボランティア、いないよりはマシだけれど…と言葉を濁される。
ナチーに、どうやったら日本の企業を誘致できると思うかを熱心に聞かれた。
日本の10円玉にはザンビア産の銅も使われている。銅の原料輸出に税金かけて、国内加工してから輸出するようにしたらと言ったら、政府がキャンペーンを始めたけれど国内に担い手がいないのよ、と言う。
ザンビア、経済成長にもがく。
今まで乗ってきたおんぼろバスとは比較にならない、最新5列座席のぴかぴかバスに乗って、国境の街リヴィングストン到着。
<抜粋グルメ>
タンザニア
私は問いたい。なぜ、生のまま落花生を食べるんだ!!
絶対乾燥させた方が美味しいよ!!!
ザンビア
美味!ザンベジ川の川魚!!焼いた白身にレモンを絞って食べるだけで、香ばしいのにふわっとした感触が味わえる。
主食はさまざまな穀物が混ぜられているウガリと違って、純粋にとうもろこしの粉だけで作られたぷにっぷにの食感。付け合せの野菜も、ピーナッツとかぼちゃの葉の和え物など独特の感覚。
炭酸だと思って頼んだサバンナ・ソーダは、地元人気のスパークリングワイン。
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<未アップ日記タイトル>
タンザニア
15日 涙の雨季と水漏れバス
16日 国境討論24h
ザンビア
17日 …つまんない
18日 それでいいのか青年海外協力隊
19日 行政担当官のホンネ



