【ロシア】 望郷の黄昏

  • 2007年07月21日(土)
  • 16:09

 0時、MongoliaモンゴルとRussiaロシアの国境を越える。
真夜中にも関わらず何人ものロシア係官が乗り込んできて、荷物を徹底的に調べられる。
無事入国。


朝方、冷え切った部屋のお陰でお腹が痛くなる。
ヒャオカさん…決して悪い人やないねんけど…やっぱり粘着質の性格は嫌やなぁ。
でも、モンゴル人全員が全員彼のような人じゃない。これでモンゴル人を嫌いになるわけじゃない。


「確かに日本人に比べてアメリカ人の方が強気。
でも、日本人にも強気の人もいるし、アメリカ人にもいろんな性格がいる。


国民性って、こういう人が多いっていう割合の差に過ぎないよ。」


ニチベイでお世話になったColomb先生の言葉を思い出す。


列車は北京―ウランバートル間と一緒で、一車両につき女性乗務員2人が交代で担当。
定期的に掃除をしたり、各部屋のポットのお湯を換えたり、切符を預かったり、電灯の管理をしたり。


そして何より、彼女たちは全乗客のトイレ事情を左右。“線路とこんにちは”(垂れ流し)式トイレは、駅に近づくと鍵が閉められて使えなくなる。
その時々で列車がどれくらい駅に近づいているかは、彼女たちの気分次第。



太陽が昇ると、窓の外ではモンゴル平原とは打って変わって大きな河と森が現れていた。
Ulan-Ude(ウラン・ウデ)駅以降、シベリア鉄道の王道ウラディヴォストーク駅発の1号列車が通る線路に合流。


 





海かと見まがうバイカル湖が青々と続く。


 


 


 



昼過ぎ。
3人家族はIrkutsk(イルクーツク)駅で下車していった。
恐らくあのソーセージはロシア人に売るのだろう。


下段で酔いが醒めた上島竜兵は別人のように静かである。


 



それからの窓の外。
柔らかくなった陽の光に照らされ、白・ピンク・黄色の花が点々と咲く野原。
それを縁取るように白樺の林が続く。遠くになだらかな丘が見える。ところどころに泉が湧き出している。



日本とは少し自然の色合いが違う気がする。緑に水色がかかっているような。北海道の緑に近いかもしれない。少しだけ寂しく、優しい、ノスタルジックな感じがする。


 


 


驚くことに、同じ風景が何時間も続く。


これが世界一広いロシアの国土か。
この風景を列車の窓から風に吹かれて眺めることのできる贅沢。


完璧な午後。


踏み切りで待つ、田舎の古い型の車。
サイドカーに息子を乗せ、バイクにまたがるお父さん。


家々の風情も、一見茨城の農家に似ているが、最も違うのは窓の個性。
どんなに古く壊れそうな家でも、窓の桟を白く塗り、縁を鮮やかな水色やグリーンやピンクのペンキで塗っている。
アジアとは違う家づくりの感覚。


暗くてジメジメしたロシアのイメージは180度変わった。
この自然の中で、土を慈しみ、寒さにも耐え、ロシア人は生きてきたんだな。
無愛想なのではなく、もしかしたら不器用で、あったかい心を持った国民なのかもしれない。


<今日のグルメ>



モンゴルのスーパーで買い込んだ食糧で3食適当に食べる。


車内にレトロな湯沸かし器があるので、インスタントコーヒーを淹れ、切った黒パンにトマト・ソーセージ・チーズを載せたり、りんごをかじったり、スモモを食べたり。
ソーセージが美味しいのはさすがモンゴル。

【ロシア】 列車にマネキン人形!?

  • 2007年07月22日(日)
  • 16:35

シベリア鉄道第2弾も3日目。トータル5日目。


夜中の2時、KRASNOYARSK(クラスノヤルスク)駅から父娘が同部屋に乗ってきた。
こんな夜中に乗客なんて…ホームで待ってるの大変だったろうな…
寝ぼけ眼でそう思ったのは覚えている。


翌朝。
目を覚ましてびっくり。


 


部屋にマネキン人形!?


 


そして大量のジーンズ、綿パン、カットソーに毛布…。


 


娘さんは少し英語ができるので話してみる。



Solongo(ソロンゴ)、モンゴル人、21歳。
高校はロシアに通い、大学はウランバートルで。先月卒業し、夏休みが終わったら学校の先生になるという。


「一人で世界一周!?どうして!?」
という毎回お決まりの質問に、


「未来のhusband(ダンナ様)を探しているの」
とお決まりの答えを言って笑いをとる。


「今回は父の仕事なのよ」
という。


お父さんはガンバットル(覚えやすっ笑)さん。どうやら自分の父親は別にいるらしく、本当のお父さんではないらしい。私を日本人と知るや否や、“おしん”と呼び始める(笑)。



そのうち、電車がNOVOSIBIRSK(ノボシピリスク)駅に近づいた。


その瞬間、2等車に乗っていた全モンゴル人(=私以外ほぼ全員)がめいめい大量のジーンズや下着を抱えてホームに殺到。


ロシア人相手に売り始めた!


ロシア人もそれを承知して待ち構えていたようで(シベリア鉄道に改札はない)、
メジャーを持って寸法を計っているおばさんはいるわ、
値段交渉で何人ものモンゴル人を相手に電卓を叩いているおじさんはいるわ、
若いお姉さんもお兄さんも手当たり次第商品を手にとって、
そりゃあもう大変な騒ぎ。



ジーンズ、綿パン、カットソー、毛布以外にも、下着、サンダル、タオル、カバンから傘まで。


部屋にあったマネキンも服を着せられ、ホームを引きずり回されて商売に一役買っているよう。


あろうことか乗務員のおばちゃんたちもが一緒になって売っていて、各部屋に備え付けのお湯用ポットを売りさばいているのにびっくり。


 


根っから“生意”(商売)魂を持っている中国人と違い、モンゴル人は笑顔で値切ると簡単にまけてくれるしおっとりした印象を受けていたけれど。こりゃーすごいわ。



20分ほどで列車が発車し、意気揚々と引き揚げてきたソロンゴに聞くと、


ジーンズ1着あたり、モンゴルで300トゥグリク≒270円で仕入れ。
それを、ロシアで200ルーブル≒1000円で売りさばく。


実に4倍弱の利益が出るわけだ。


ホームで売れるのはごく一部。残りはモスクワで売ると言う。


確かにモンゴルの物価は安かった。


中国のタクシー初乗り10元≒150円にも驚いたけど、モンゴルは10分乗って1000トゥグリク≒90円。ネットカフェは1時間500トゥグリク≒45円。1食1000トゥグリクもあればお腹いっぱいになる。


一方、ロシアの物価高は相当のものだと聞いている。
ジーンズが200ルーブルで買えるなんてロシア人にとっては激安に違いない。



隣国の物価高を逆手にとってシベリア鉄道を使い、商品を山のように積んで商売しに行くモンゴル人のなんと逞しいことよ。
ロシア入国時の荷物検査もうまく回避したんだろう。



ロシア経済発展の影響がこんなところで垣間見れたことは相当面白い。
物価高が草の根レベルでも新しいビジネスを創出しているわけだ。



<今日のグルメ>



もう3日目なので、この列車に乗ってから初めて食堂車を使用することにした。
北京―ウランバートル間と違い、今回は食堂車もロシア製。ウエイターも恰幅のいいロシア人のおっちゃん。


ちょっと贅沢をすることに決める。
.ャビアの乗ったパン
⇒颪鮑椶擦織好董璽
キュウリの付け合せ
す斑
ゥ船腑灰譟璽
をオーダー。


,魯僖鵑縫丱拭爾肇ャビア。キャビアと言っても見た目も味もイクラ。
△離好董璽は豚肉だった。柔らかく、塩コショウの味付けも上品。こういう食事に飢えていたよ…食堂車のコックさん万歳!
はきゅうりのピクルス、イ呂燭世糧張船腑海出てきた。


さて、気になるお値段は…
640ルーブル≒3200円!!
まぁ、ステーキ頼んだ自分が悪いんだけどね…。ロシア物価高に加えて食堂車の割高もあるだろうし。


モンゴルだったら多分5分の1くらいの値段だったろうなぁ。

【ロシア】 Input・OutputとProcess

  • 2007年07月23日(月)
  • 16:47

シベリア鉄道4日目(トータル5日目)。
早朝4時、目が覚める。


昨晩、停車駅で降りてソロンゴにアイスクリームをご馳走になった(さっき駅ホームでジーンズ売って儲けが出たから大丈夫よ!らしい。ゴチでやんす!)とき、時計を−4時間のモスクワ時間・サマータイム込に合わせたが、どうやらまだ時差ボケ気味。



みなを起こさないようにカーテンが閉められたコンパートメントを出て、そっと食堂車へ。
B’zを聞きながら物想いに没頭する。


独りで沈思黙考するのは好きだ。シベリア鉄道の長い時間、退屈するんじゃないかという心配は杞憂だった。
むしろこんな風景を見ながらたっぷり考え事をする時間があるなんて贅沢な話。



思い出したのは、大学2年時から起業に関わった株式会社ユニーク。


中高生向けの次世代リーダー育成塾と銘打ち、社会人向けの問題発見・解決能力養成プログラムを10代に教える、という画期的な事業展開をゼロから目指した。


教育プログラムを作成するとき、身に着けるべき能力の細分化でInput・Outputという切り口ではモレが生じるのではないか、という議論になった。


人は、Inputした情報をそのままOutputするのではない。取り入れた情報を自分なりに取捨選択し、噛み砕き、加工して、オリジナルの情報として創出する。


最終的に、その過程をInput、Outputとは別に“Process”という枠組みで捉えよう、という結論が出て、それに乗っ取ったカリキュラムを作成した。


シベリア鉄道で“Process”中やな〜と独りごちる。


そういえば、今でもまだまだ青いけれど、あの頃は本当に私も青かった(生意気?笑)。
青過ぎて酸っぱかったくらい。



昼過ぎ、食堂車に来たイギリス人Tomとカナダ人Louisと仲良くなり、昼間からビールを空ける。


「モンゴルは本物の遊牧民ゲルに行ったの!?いいなぁ。僕もルイスも普通の観光客向けキャンプだったよ」
と言われ、改めて“あづさや”夫妻に感謝。


「ハッハッハ。世界一周でハズバンド探してるって?じゃあカナダ人とイギリス人の若者紹介してあげるよ」
それから延々と相談し、私の旅は二人の故郷カナダのKapus Kasing村とロンドン経由アイルランドに寄ることが決定。





部屋に戻ろうとしたら、同じ車両ですっかり仲良しになっていたアルラべスシ・アルラボゥクのモンゴル人姉弟に飛びかかられる。
あちゃーまた見つけられちゃったか。よし来い!笑


言葉が通じないので、パントマイムで架空の風船を作ったり架空の綱引きをしたり、紙飛行機作って飛ばしたり。





ボゥクはこの旅での記念すべき友達100人目。それを説明しようにも伝えられないけど…。


今日はデジカメ撮影会ごっこで騒ぎ過ぎ、彼らのママに怒られた…。ごめんちゃいー。


 



モンゴル人たちは相変わらず、停車の度にホームでロシア人相手に商売。
ホームに警備員がいた駅ではさすがにシーンとしていたが、掃除のおばちゃんが車内までジーンズを買いに来て、持っていたゴミ袋に入れて隠し持って出て行ったのには恐れ入った。


 


夜は荷物の整理。


今回の旅行で荷物を減らすための珍アイテム。
「水泳用タオル」
スイミングスクールの先生なんかがよく持っているやつ。吸水性が抜群に良く、絞ったらすぐにしまえる(むしろ干すとパリパリに乾いちゃう)。大小2枚持っていたが1枚で十分なので、アメリカ横断予定のチソンに片方あげた。


「圧縮袋」
衣類を入れて口を閉じ、ぎゅーっと押すと空気が抜けてかさ張る衣類がコンパクトに。


「十徳ナイフ」
1cm×1cm×5cmくらいで、基本的な刃物以外にハサミ、プラスドライバー、爪切り、耳かきも一緒くた。


「全世界対応型電源プラグ」
2つのブロックの組み合わせでどこの国のプラグにも対応できる優れもの。
充電はパソコン、デジカメ、iPodのため。
このブログはバイオの一番小さいパソコン(タイプT)を持ち歩いて毎日書くことを自分に課し、今のところUSBに落としてネットカフェでまとめてアップ中。


女の子用アイテムとしては、
「歯間ブラシ」
妹に感心されたので紹介(笑)。マスカラリムーバーのためにコットンを持ち運ぶとかさ張るので、これを浸してまつげをなぞってメイクオフ。洗って何度でも使えまっせ。


貴重品以外で絶対に必要なものは何か、と聞かれたら、間違いなく、
「トイレットペーパー」
トイレ革命の進む中国でもまだまだ完備されていないところが多いし、その他の国でも同様。現地で手に入る。


「サンダル」
和式トイレとシャワーが一緒になっている宿ではこれがないとシャワーを浴びるのがきついんでおまっせ。


入れ物は、
.螢絅奪サック
これはいいものを、と思い、THE NORTH FACEの"W TERRA 40"(女性用40リットル)を奮発。
(池袋丸井ノースフェイスのお兄さんに、絶対ブログで紹介してくれ!と言われていたのをすっかり忘れてた。今ね、今!)
小さめだが、女性の骨盤の形を研究して作られたというだけあってめちゃくちゃ背負いやすい。
疲れたら肩ベルトを外して腰ベルトだけで背負える。いくつもベルトがついていて微調整可能。
肩ベルトの一部に緊急事態用の笛がついている。付属で雨カバー有。


▲織ぅ笋弔バッグ
肩凝り持ちなので、アフリカまではゴロゴロ引くタイプの大バッグも併用することにした。
しかし、1代目は初日の韓国で破壊…。おばあちゃんが買い物によく押していくようなタイヤつき布バッグ840円。やはり弱かった…(そらそうや)。
韓国版「109」のような店で黒い布製バッグを値切って購入。
ファスナーで3段階に伸縮可能、その気になれば1人分の人間が入る。
普段は最小サイズにして、たまにリュックも丸ごと入れる。
タイヤが底と平行についているのでスーツケースより運びにくいが、ベルトをつけて犬の散歩のようにゴロゴロ引っ張っていくことにした。


斜め掛けバッグ
中身は、貴重品、緊急用ブザー、デジカメ、電子辞書、iPod、方位磁針、地図、手帳、3色ボールペン、小さくしたトイレットペーパー。
あとはヘアゴム・飴・鏡(韓国でインへがプレゼントしてくれた)・日焼け止めなど。



さてと。明日はいよいよモスクワ到着。



<今日のグルメ>



昼は食堂車でボルシチ。


昨日の反省を生かし、頼んだのは他にパンのみ。90ルーブル≒450円。
赤カブベースのスープに、玉ねぎ、キュウリ、ソーセージ、オリーブ、ハーブ、輪切りレモン、サワークリーム。病み付きになる味。


 



夜は乗務員さんにつくってもらった夜食(乗務員室には流しとコンロがある)を部屋4人で分けて食べる。
クレープ状に焼いた小麦粉を麵のように細く切り、ソーセージなどの具と炒めたモンゴル料理。
ソロンゴたちはマヨネーズやケチャップをかけて食べていた。

【ロシア】 バカ子ですって?

  • 2007年07月24日(火)
  • 17:15

Wakako Tokudaをロシア語で表すと、



Bakako Tokuda




脱力(笑)





シベリア鉄道5(6)号列車、4泊5日・96時間・6306km
(トータル5泊6日・126時間・7857km)
もとうとうお終い。



きっとまた会える!


 


 



現地時間14時、モスクワ到着!


 


みんな背ぇ高!
美男美女多し!


 


とりあえず地下鉄へ。


切符売り場のお姉さんの数の数え方が違う。日本の3のジェスチャーはロシアでは7のことのようで、切符代は13ルーブルかと思ったら17ルーブル≒85円。


Rの反対は“ヤ”と読むようで、末尾に“CKAR”(スカヤ)がつく駅名が多い。


みな顔の彫りが深くて一見無愛想、まるで怒っているかのようだけど、ちょっと聞くだけで一生懸命答えてくれて最後は笑顔を見せてくれる。ただ英語ができる人はあまりいない。
ジャスチャーとフィーリングと“スパシーバ(ありがとう)”で乗り切る。



北京は天安門を都市の中心としていた。東西南北を4辺とする正方形の南辺の中点に天安門を配し、4辺上に幹線道路を形作る。それが外側に4重(5重)になっている。


一方、モスクワはクレムリンを中心としてサークル状に幹線道路が形作られ、地下鉄も同じようにサークル状である。


皇居を中心として円状に山手線が伸びる東京に近いかも。



KURSKAYA (クールスカヤ)駅から PARTIEANSKAYA (パルチザンスカヤ)駅に向かい、宿にチェックイン。


「OK、バカコ・トクダ。Your…」
その名で呼ばんといてくれや!(笑)


シベリア鉄道にはシャワーなどないので、5日ぶりのシャワー。しかもバスタブがある!極楽じゃ〜。



さて。
懐かしき出発前の日本。


「金髪・碧眼・190センチのダーリンをゲットしてくるわ!」
と話していたら、韓国人留学生の智英(ジヨン)曰く、


「あたし元カレがそうだったよ。ロシア人。」


なんですと!!


「ロシア行くなら紹介してあげるよー」


Wow!!
ぜひ!!


ということで、仕事が終わった彼とクールスカヤ駅のアンテリウムデパートで待ち合わせ。


地下鉄で向かうも途中迷ってしまい、なぜか公衆電話も使えなかったので、近くにいたロシア人男子2人組を逆ナン(言葉は通じないからジェスチャーと笑顔多用)して、携帯電話を使わせてもらった挙句、待ち合わせ場所まで連れて行ってもらう。


いやーみんな優しい!!(笑)


そういえば私はよく携帯電話貸してもらってるわなぁ。
チベットのラサ空港に至っては、ガードマンとジェスチャーで仲良くなって警備員室の電話を使わせてもらったっけ。


ロシアンボーイズと分かれて待つこと数分。



来た!



Sokolov Dmitri、 通称Dima(ディーマ)。会計監査法人に勤める25歳。
ナイスガイやー!やるなジヨンー!!
専門は税法で、日本企業がロシア進出する際の仕事を主に担当しているそう。


まつ毛の長さに感動していた私を横目に、フッと笑ってディーマが一言、
「そのスカート短すぎ!」


あわわ北京のノリで短パン(スカートではない)で来ちゃったよ。
すんまへん!
でも他は今全部宿で洗濯中やねん…。


北京で服を盗まれた話をしたらディーマ大爆笑。
「モスクワは服を盗まれることはないけど車を盗まれることは多いね」
ディーマも車にハンドルロック、シフトレバーロックがついている。



まずはアンテリウムで腹ごしらえ。
ちょっと緊張気味の私。


 


 



その後、モスクワ市街をドライブに連れて行ってもらう。



道路広い!北京の幹線道路と同じかそれ以上?
片側6車線、計12車線。


北京と同じなのは、都会でも空が広いこと。
土地に余裕があることを感じさせる。


自転車やバイクは皆無。
「モスクワは冬が長いからね。雪が降ると車以外は走れなくなるから」


 



どうやらモスクワは川の街のようで、本流モスクワ川とその支流が街中をくねくね曲がりくねって走っており、あちらこちらに橋がある。
またその綺麗なこと。


 


 




街の中心は主にクレムリンの西側らしい。


建物はクレムリンに近いほど低く、
1910〜30年代に建てられたものは2階建て、
1930〜50年代のものは四角ばってゆとりがある構えのスターリン風建築。


合間にあるのはロシア正教の教会。てっぺんが金ピカに光る玉ねぎ帽子だからすぐわかる。


一方、東側は工場などが立ち並び、地価も安め。



それらの合間に現代的なビルの開発が進む。


今モスクワの景気はいいらしく、おしゃれな高層ビルがあちこちで建設ラッシュらしい。


郊外はそうでもないが、モスクワの物価は東京に匹敵するほどだとか。



政治状況はどう?と聞いたら、
プーチンの権力が強過ぎることに一部批判もあるが、やはり人気は高いそう。


現在の好況が反映されているのだろう。


日本企業もこぞって進出中で、ディーマたちの仕事は多い。
街中にはSONY、Canon、HITACHIなどの巨大看板が立ち並ぶ。
一方、韓国系SAMSUNGも目につく。
これは北京やウランバートルと同じ傾向だ。


 


<今日のグルメ>



アンテリウムデパートで、ディーマがオススメする名物イクラクレープとクワースというロシア伝説清涼飲料水をいただく。


甘めのクレープ生地の中からしょっぱいイクラが出てきて、なんとも面白いハーモニー。
クワースはプルーン味のコーラのような感じ。


 


 






ディーマご推薦のロシアの伝統チョコレート“Alenka”
「チョコレートは明治」派の私も、この味は認めましょう。濃厚で甘さ控えめ。
1851年創業。右側はモスクワ東部にあるこのチョコメーカーの工場。

【ロシア】 クレムリンと愉快な仲間たち

  • 2007年07月25日(水)
  • 17:51

シベリア鉄道で出会ったTomトム・Louisルイスとクレムリン観光に行く約束をしていたので、早々に宿をチェックアウト。


しかし、フロントが手間取ったためにかなり待たされる。話してみるとロシア人はいい人たちだ、ということはもうわかっているけれど、サービス業での笑顔の無さ・無言対応はやはり横柄に映る。もぉー!!


結局、急いで地下鉄で向かうも、待ち合わせ場所のメトロポールホテル前に30分遅刻。ごめん!!



まずは3人で赤の広場へ。
ロシアの中心ではしゃぎまくるイギリス人・カナダ人・日本人。


何を隠そう、今日は


「アーティスティックな写真を撮る」


ことが我らのモットーである(笑)





雨が降ってきたので、赤の広場にあるモスクワ最大のグム百貨店に避難。
クレムリンの鼻の先で、高級ブティックが立ち並ぶ。


マネキンになりきるトムと私。


トムは母国イギリスで英語の先生をしているだけあって、ロシア語にもかなり関心が高い。トムのロシア語講義を聞きながら大騒ぎでお茶をする。
ルイスはウエイトレスが気に入ったようで、また来ると約束までしている。


レーニン廟で英語ガイドを雇う。残念ながらカメラ持込不可。
冷凍保存のレーニンを見て不思議な感覚を覚える。


レーニン廟にしろ、その他のお墓にしろ、街中の様々な建物に彫られた偉人レリーフにしろ、あちこちで見られる銅像にしろ、ロシアは本当に個人崇拝が強い。
個人を神格化することで中央集権を図ろうとしてきたのはわかるが…。


我ら3外国人は強烈な違和感を覚えたなりよ。


ガイドと別れ、ランチ後にクレムリンへ。



もちろんよじ登れません。


 


 





入口はこっち。今3時。


 


 


 



高い塀に囲まれた内部は、大統領執務室、最高会議所、内閣館、ウスベンスキー寺院をはじめとする聖堂などの国家中枢が一手に集まる。道路もあって意外に広々している。



「ブラゴヴェシチェンスキー聖堂」を背景に、
ルイスの手のひらに乗るトム。


 





ワカ弾丸、発射用ー意!
「大砲の王様」


 





どこが秘密だって?
「シークレット・ガーデン」


 





美味しいチョコレートケーキはいかが?
「ボクロフスキー寺院」


 


 



いやー30代と40代とは思えぬノリの良さやった!
ありがとうトム、ルイス!!!
イギリスとカナダでまたよろしゅう!!


 


 


地下鉄に乗り、約束の6時、ディーマの会社へ。
お仕事お疲れ様です。オフィス街の中には川があり、それを臨んで堂々構えるERNST&YOUNG会計監査法人で会う。
殺伐としがちなビル群でも、川の風情を生かすところがモスクワのいいところ。


「今日はちゃんと長いの履いてるね」
イエッサー!
ディーマ’sカーで向かうはスズメが丘(レニンが丘)。



モスクワを一望!!


 


 





「モスクワには代表的なスターリン建築の建物が7つあるんだよ」


確かに確認できますわ!


 


 


 


ディーマの通っていたモスクワ国立大学へ。これも7スターリン建築のうちのひとつ。



でかっ!!


30階以上ある巨大な建物。
ロシア正教の教会やクレムリンのスパスカヤ塔と同じように、てっぺんに星のマーク。
雲で霞んどる…。


徹底的に手の込んだ装飾。縦横奥行きまで入り組んだ設計。完成までに丸4年。
ロシア最高峰の4万の頭脳が集まる超絶荘厳キャンパス。
学問に対するロシア国家の姿勢に触れたような気がする。


先約があったディーマと分かれ、ひとりぶらぶら街歩き。




 


トヴェルスカヤ通りからチャイコフスキー像の前を抜けてアルバート通りへ。


この通り大好きだなぁ。
広い歩行者天国で両側にはカフェやバーが並び、道の真ん中にはアクセサリーや土産物を売る出店が続く。
大道芸人や似顔絵描きに人が集まり、モスクワの陽が傾いていく。


 


地下鉄は、昨日と今日で9回も乗ったのでもうお手のモノ。乗り換えもお任せあれ。



モスクワは地下鉄のどの駅の建物も豪華絢爛!
細部にまで装飾が施される。


これが外側から見た入口。


 



都営大江戸線より深く、核シェルター代わりと噂されるほどの地中に現れるのは、こんなホーム。


 


 





改札ですらこんな感じ。


そういや、ディーマ曰く、駅名の末尾に多い“CKAR”(スカヤ)は、日本語の接続詞“の”と同じ意味らしい。


 



宿に預けておいた荷物を取りに戻り、駅でロシア人お姉さんに手伝ってもらってディーマにお別れの電話をかける。多忙な中、本当にありがとう!!


深夜1時5分発の寝台列車に乗り込む。
一路、サンクトペテルブルクへ。


<今日のグルメ>



ガイドから聞いた情報を頼りに向かったレストランでランチ。
細道を入ったところにある”Rhythm & Blues Café”
壁一面にビートルズやローリング・ストーンズを描いたアートが。


Top Harcho(スープ・ハラショー)
ロシア有名料理。スパイスが効いてカレーに近い。肉と米が一緒に煮込んである。75ルーブル≒385円。


Shashlik (シャシュリク)



ロシアのバーベキュー料理。タレにつけて食べる。肉は奮発して仔牛を選び、350ルーブル≒1750円。


ウォッカ。まだ昼間ですが何か?(笑)
Glavspirttrestという銘柄を選ぶ。ショットで50ルーブル≒250円。旨し!


食後、満腹で眠ったフリ。
カメラを構えたルイスが「ワン・トゥ・スリー,Sleep!」と言うのが可笑しくて、トムと私は吹き出す寸前。

【ロシア】 モダンと伝統の融合

  • 2007年07月26日(木)
  • 05:53

2等車4人部屋、私以外は全員ロシア人。
今までコンパートメントを共にしたアジア人より、断然静か。落ち着いてるというか…あの騒々しさが全く無い。



毛抜きを貸したことで仲良くなったのは、彼氏と旅行中の可愛いロシア人の女の子。
「日本人なの?わたし東京好きよ。見てこの帽子、アムステルダムで買ったの」
わざわざオランダでTOKYOキャップ買ったんかい!笑。


 



午後、サンクトペテルブルグ着。


「バカ子サン?」
はいはい、バカ子ですが何か!?(ヤケ笑)



ホームで振り向いた先にいたのは、ド偉い美人2人。
(写真はフラッシュがうまく焚けてなくて微妙…)


なんだなんだ!?


どぎまぎしていたら、どーやら現地の旅行会社の方々。
私の切符予約を2枚だと勘違いしていたため、キャンセルさせてほしい、そのためにパスポートを貸してほしい、とのこと。
失礼ながらお姉様たちの身元確認。OK、問題なし!どうぞどうぞ!


手続きを待つ間、右側のお姉様とお話。25歳には見えない大人っぽさ。
世界一周でダンナ探しデス、と言ったら、にっこり微笑んで、
「That’s a good idea.」
これを4秒くらいかけてゆっくり言う。
優雅やわぁ〜。


ペテルブルグについてあれこれ聞いていたら、
「大学時代はサハリンにいたの。実はあの大自然の中に戻りたくて仕方ないのよ。」
とおっしゃる。


さて。
中心地からちょっと離れた裏手にあるアジムットホテルにチェックインし、辺りをぶらぶら歩いてみる。



うーん素敵!
緩やかに流れる川と古い感じの建物がマッチして、古い時代にタイムスリップしたみたい。


さすが「北のヴェニス」と言われているだけあるわ。
でも、水路が複雑に入り組んでいるヴェネチアに比べて川がどこまでも広々していて、ゆったりとした気分に浸れる。


 





ニコライ教会が天に刺さっているのが見えてきた。


 


 





『罪と罰』のラスコーリ二コフの下宿が、恐らくこれ。


 


 


 


 



川辺でナンパしたロシア人女の子。


「モスクワも行ったの?私モスクワはうるさくて嫌いよ。断然ペテルブルグの方が好き」


 


 


 


今回の対照サンプルは同じ若い女性ロシア人3人。
騒々しいTOKYOが好きなロシア人もいれば、大都市モスクワよりも落ち着いたペテルブルグを好むロシア人、はたまたペテルブルグよりサハリンの大自然を愛するロシア人もいるのね。



さて、と。



今夜は本場オペラ鑑賞とでも洒落込みますか。



向かったのはマリインスキー(旧キーロフ)劇場。
前から4番目の中央というめちゃくちゃ良い席を、当日券で3840ルーブル≒19200円。
VISAカードくん、出番ですよぅ。


 





劇場内は絢爛豪華。


演目は“Larter” (Mid)


舞台上部に電光掲示で英語の字幕が。
お陰でストーリーが把握できそう。



オーケストラが始まった瞬間、ぞくっとした。
うーん、何て良い音!!


舞台装置は現代的で、黒い長方形をいくつも組み合わせただけで中世の街角を表現している。


ただ、いよいよ歌い出してからは…。
正直に言うと、面白く感じられなかった。
オペラは門外漢だし、声質の良し悪しもわからんし…。
しかも話の内容は、しょっぱなから金と女に対する主人公の心情吐露が延々と続く。
おいおいおいおいおい…。


しかし、休憩を挟んで後半。


ヒロインの祖母が身勝手な発言をした影響で、権力者が自殺。
その遺書を見て半狂乱になったヒロインの演技と声量が凄まじくて面白くなってきた。


ヒロインに惚れている主人公が、ヒロインのために金を得ようと画策する。
向かったのはカジノのルーレット。
そこで彼は強運を発揮し、見事大金を得る!というのが結末。


とまぁ、何だかくだらない終わり方だが、見ものだったのは、カジノに集まった20人ほどの面々がそれぞれトーンの異なる赤い服を着ていて、それが舞台装置の黒とコントラストを成したとき。


ゲームテーブルはルーレット、もちろんbetは赤か黒か。
そして主人公は赤に賭け続けて勝つ。


恐らく舞台上の色調でそれを暗示させていて、その仕掛けに気づいたとき惹き込まれた。


最後は、突如、合唱団が登場して「彼は2000も儲けた。ゲームは続行不可能、明日までテーブルはクローズ!」という歌詞を繰り返し歌い続けるのだが、多分ロシア語で韻を踏んでいたのだろう。


オーケストラは最初から最後まで盛り上げ方が絶妙だった。


推測だけど。
恐らく、伝統的なオペラという総合芸術において、現代的な演出を目指したのがこの舞台なのだろう。
モダンな視覚効果と聴覚効果。
なかなか興味深かった。



最後のカーテンコール。
観客が立ち上がって「ブラボー!」と叫ぶヨーロッパ式の拍手喝采に包まれた。


 


 



<今日のグルメ>



鑑賞前に近くの店でピロシキを。
中国ではダンボール肉まんが怖くて小龍包系は口にしなかったのだが、ここでは安心してロシア風肉まんをチョイス。
揚げたパンの中に、素朴という言葉がぴったりの肉が入っていた。


鑑賞中寝たらマズイ、と一緒にコーヒーのつもりで買った缶飲料。
実はエナジードリンクだった…。
見た目が日本の缶コーヒー“Fire”に似てるから間違えた。


そういえばロシアではどこに行ってもアイスコーヒーがないなぁ。



休憩時間に買ったスターフルーツのシャーベット。
これ、ヤバうま!!

【ロシア】 ウォッカ酒豪バトルと意気込んだものの

  • 2007年07月27日(金)
  • 06:49

Oh my God !!


部屋でつけていたロシア語テレビ。
ニュースが映したグラフに飛びついた。



ダウ平均株価が311ドル安!?
日経平均480円安!!



慌ててネットで株の口座を確認する。


うーむ。ちくしょう。順調だったカゴメもやられるとは…。
これ、旅の後半の資金になる予定なのに…。


仕方ない。反発するのを待とう、と自分を慰める。



さらに。


あーしまった!!


今日の深夜発ヘルシンキ行き切符を買いにフィンランド駅(フィンランドに向かう電車が出るからこういう名前らしい)へ行き、60人の順番を待ってわかったのは、次の電車は明朝発ということ。
ペテルブルク―ヘルシンキ間はたったの5時間で着くのね。寝台列車なんてないんだ。


あちゃー。ここはロシア。
ビザは何とか明日まであるものの、バウチャーがないから今夜ホテルが取れるかわからんぞ…。罰金を取られたという話を聞いたこともあるし、チャレンジするには危険過ぎる…。
どうする?どうする…?


最悪ネットカフェで一晩か…。
あー。今日はほんとツイてないなぁ。


…いや待て待て。こういうときこそプラス思考。


考えろ考えろ。


確か今日は金曜ね。
ウィークデイ最終日、今夜はみんな街へ繰り出すに違いない。


そして。ここはロシア。
何を隠そうウォッカの聖地。


よし、わかった。
これは酒好きな私へのロシア正教の神の思し召しに違いない。


ロシア人と夜通しウォッカ飲み比べと行こうじゃないの!


ま、超自己解釈だけど(笑)、ものは考えようよ。



そうと決まれば話は早い。
駅のロッカーに荷物を押し込み、まずは当初の予定通りネフスキー大通りへ。



サンクトペテルブルグの中心地。
車がびゅんびゅん通る大通りの上に旗が掲げられ、両側を歴史的建築様式で統一された建物が延々と続く。
建物内に入ればお洒落な服や現代的なインテリアが並び、ペテルブルグの流行発信地であるような雰囲気。日本でいう銀座の位置付けに近いかもしれない。


ただ、あまり好きになれない…。
建物群は古い建築様式で揃えられているが、淡いピンク、黄色、水色、薄緑などのパステルカラーで隙無く仕上げられ、それが何だかわざとらしい。


まるでCanCamの春服特集を見ているよう。なぜここが観光のメインと言われているの? 昨日見た裏手の川沿いに広がる街並みの方がよっぽど風情があった。


歴史的建物を残す、ということの意味は、一体何? 
観光客が来ればそれでいいということでもないし、現代的に美しくラッピングしてしまうことでもないはず。



建物の合間に現れるカザン寺院や“血の上の救世主”寺院にほっとさせられる。


詩人のプーシキン記念碑を見て、
「プー(無職)なのに詩が書けるから資金(シキン)がある」
とゴロ合わせして覚えた受験時代を思い出す。


 


さて。
辛口批評をしながらも、目を走らせているのは今夜の遊び場!
ここのナイト事情はよくわからんし、なるべく大きめで、入場チェックがしっかりしていて、警備員がいそうな所がいい。



よし、恐らくここがベストだなー。
“LVDOVIC”
腹ごしらえをして、深夜1時過ぎ再び訪れる。
お、盛り上がってる盛り上がってる。
ここで私の不良娘っぷりをどこまで曝すか難儀なところだけど…。
正直、久々のクラブ遊びに燃えてきた。


こういうときは選人眼がモノを言う。
第6感を研ぎ澄ます。
3人連れで訪れていたオーラのあるロシア人男性。彼のサソリの刺青を、素敵ね、とジェスチャーして仲間に入る。
スコーピオンの彼の名はセルゲイというらしい。



ただ、ドリンクを任せていたら、シャンパン、ワインと続き、なかなかウォッカが出てこない。
そしてとうとう出てこなかった。


ま、いっか。楽しければ。


曲は日本とそう変わらない。知らないロシアの曲も踊ってりゃ何とかなるなる。


ロシア人の女の子たちのノリの良さに驚く。
大胆だし足も長いし本当にサマになっていいわ。


途中からベリーダンスの振りに没頭するが、どうやら元に戻ってしまったよう…ハヤティ先生ごめんなさい。これも練習しなさいという神の思し召しかも。


あーもうなーんも考えたくない。楽しむのみ〜。


飲んでは踊り、踊っては飲んで夜が明けて行く。


<今日のグルメ>



今日は宿代浮くし〜と思って、ディナーは奮発することに。
ネフスキー大通りに面した「グランドホテル・ヨーロッパ」1階レストランのオープンカフェ。決め手は雰囲気の良さ。


 





.椒襯轡
▲蹈轡▲鵝Ε撻襯瓮
をオーダー。


〇として、
具がなくなるまで丁寧に煮込んだ高級レストランのカレーより、大きく切った具がごろごろ放り込まれた母親のカレーの方が美味しいように、
具が少なくお上品過ぎるボルシチより家庭的なボルシチの方が絶対旨い。
シベリア鉄道食堂車のボルシチをもう一度食べたいよー。


△なり待たされて出てきた伝統的料理。皮が厚めの1口サイズのギョーザにバジルとオリーブオイルをかけてある。ん〜どうということはないなぁ。


まぁ、オープンテラスからの眺めがよかったから良しとしよう。

【ロシア】 なぜなぜ病

  • 2007年07月28日(土)
  • 07:22


ヘルシンキ行きの切符を見せたら、セルゲイが車で駅まで送ってくれた。
スパシーバ。楽しい夜をありがとね!


 


 


HELSINKIヘルシンキ行きの国際列車に乗り込みロシアから離れるが、くたくたに疲れた身体とは裏腹に、なぜか頭が冴えてきて眠れない。酔いも醒めてきちゃった。


まーたアドレナリン病か。


急ぎ足で駆け抜けたロシア。
まだ理解しきれていない部分が多い。
同じ大陸の大国で、同じ共産主義(社会主義)の土壌を持つ中国と比較すれば消化できる気はするけど…。



・競争心や商売魂があまり感じられなかった国民性。なぜ中国人とここまで違うのか。


・あちこちで見掛けたSONY、Panasonic、MAZDA、Canon、HITACHIの巨大看板。ディーマの仕事も日本企業相手。日本企業がロシア進出中、今のボトルネックは何なのか。


・結局アイスコーヒーが飲めなかった。コーヒーはホットばかりのこの国で、マクドナルドは見かけてもスタバは全く見かけないのはなぜ?


・地下鉄があんなに豪華なのは治安悪化防止対策? 都市の治安はどうなの? それと券売機がないのはパートのおばちゃんたちの雇用安定?


・不気味なレーニン冷凍保存に代表される徹底した個人崇拝。プーチン信仰もその類か。国民はどう感じているの?


・モスクワが北京と最も違うなと思ったのは、街のあちこちにロシア正教会の金ピカ玉ねぎ帽子があること。ロシア正教が国民に及ぼしている影響は?


・中国では共産党の舞台上からはみ出さない限り何をしようと自由だった。ロシアだとプーチンの手のひらの上か。もしくはそもそも自由という感覚がないのか。



うーむ。考えるには圧倒的に情報量が足りない。


モスクワでお世話になったディーマに質問メールを送ろう、と思いついて何とか頭が落ち着く。
あー。ぼーっとしてきた。





車内でパスポートチェックを受け、昼、フィンランド到着。


…街全体がクリーンでプレーンな感じがするわ。


何だかフィンランド人はやたらひょうきんな顔をしている気がする。って失礼か?


 


宿を取る。


せっかくのフィンランド初日。
しかし。
「休むことも覚えなさい!」
と怒るいつもの母上ときむりゃとしんどーくんの声が日本から聞こえた気がする…。
休みを取るのも自己投資、とは親友・阿βが言った言葉だったっけか…。
おとなしく今日はもう寝ますわ。


<今日のグルメ>



朝食に駅のホームで買ったパイ。具のこの味はアンチョビか。

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旅人

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1983年生まれ。東大法学部卒。
社会人としてスタートを切る前に、夢だった世界一周へ。

尊敬:緒方貞子さん
趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク

著書

メディア出演履歴

【雑誌】
『Zai』(ダイヤモンド社)「ミニ株バトルコーナー」連載(06年7月号〜07年7月号)
『社労士V』連載(日本法令)(07年10月号〜)
『メモ ノート200%活用ブック』(日本能率協会)
『クロワッサン』(対談 高田万由子さん)
『週刊現代』『女性セブン』
『CIRCUS』『日経キャリアマガジン』
『月刊人事マネジメント』
『週刊ダイヤモンド 別冊特集』
【テレビ】
テレビ東京『ガイアの夜明け』
日本テレビ『きょうの出来事』
テレビ東京『豪腕!コーチング』
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