【フィンランド】 フラット化する社会

  • 2007年07月29日(日)
  • 07:35

宿をとったのはHotel Fennno.
ヘルシンキ駅のツーリストインフォメーションで、バス・トイレ共同でとにかくチープな所を、と言って紹介してもらった。

と言ってもユーロが上がりっぱなしの現在。
1ユーロ≒160円。
最安の1泊39ユーロ≒6240円は決して安くはないけれど。

昨日チェックインして驚いた。

これが安宿!?
おっしゃれー!!

ドアや椅子、壁紙からハンガーに至るまで、シンプルなのにちょっと凝っていて、北欧の感覚ってのはこういうこと?と不思議な感覚に襲われる。

宿全体に段差があまり無く、全ての電気のスイッチが腰の高さだ。
バリアフリー?
福祉国家ってのはこういうこと?



そして今朝。
ありがたいことに朝ご飯つき。

あれ?
同じビュッフェ形式なのに、ロシアの高級ホテルと比べてこの差はなんだ…?

そんなに種類があるわけじゃないのに、とってもアットホームでおいしそう。

お皿にとっていくだけで、まるで私が盛り付け上手な人みたいやん!
なんやろこのセンスの良さ?

この宿だけ特別なのか。
それとも他の安宿もみんなこうなのか。そうだったらエライこっちゃよ。
これは調べてみる必要がありそうです、姉さん!(昔のドラマ“ホテル”赤川一平役の高嶋政伸風に)。

ラウンジにはWiFi(無線LANコーナー)完備。
4ユーロ≒840円払ってパスワードもらえば、Myノートパソコン・バイオくん使ってコードレスでインターネットし放題。

あいにく外は雨。
どうやら疲れも溜まっているようだし、ちょっとネットをいじりますか。

弟,らドコモアドレス帳の取り出し成功!というメールがデータと共に送られてきていた。

私が置いていった携帯本体を実家から取り寄せ、ドコモショップに足を運んで個人情報保護契約あたりを交渉し、miniSDデータ経由でエクセルに落とし込んでくれたらしい。

持つべきものは有能な弟である。

Skype(スカイプ)のプレゼント分クレジットがあったので、インターネットを使って日本にいる弟,療渡辰鵬酸偲渡辰魍櫃韻襦

「ちょっとめんどかったけどね。どういたしまして」

と言う普段通りの弟の声に、フィンランドにいるということをしばし忘れる。

これで1分あたり2〜3円。国際電話より遥かに安い。ネット同士なら画像付き通話もタダ。

今まで雑多に流し込んでいたブログの過去記事のレイアウトも直すことにした。

ゼミの研修で福井県に向かっている最中の管理人Kのケータイに、相談メールを送る。
すぐに返信が来る。

なんだかな。世界一周してると言っても、今の時代、その気になれば誰とでもリアルタイムで連絡がとれる。
しかもどんどん安く便利になる。
うん。それはいいことなんだけど。
なんだかなぁ。ちぇ。なーんかつまらんなぁ。


ラウンジにいたら、中国人ビジネスマンの李超(リ・チャオ)さんもWiFiでネットをしにやって来た。

コーヒーをご馳走してくれたのをきっかけに、いろいろと話が弾む。

経済学部卒で、中国にある建設工事用自動車の販売会社に勤務。
ヨーロッパのほとんどの国とはライセンスを結んでいるがフィンランドだけが最後に残っているので、今は現地会社とパートナー契約を結ぶ交渉に来ているのだそう。

工事用機械だったら、今はアジアやアフリカの方が断然需要あるんじゃないの?
と聞いたら、
まぁ確かにヨーロッパの建設ラッシュはずっと前に終わっていて、そのときは日本の会社が全部持っていったんだけどね、
と笑う。

「ヨーロッパに仕事で来るのは面白いよ。中国とビジネスのやり方が全然違うからね。」
と言う。
「自分が学生のとき習ったのは学術的な経営知識だったから役に立たないけど。交渉の仕方が1番違うね。ヨーロッパ人は中国人と違って、決定するときSeriouslyでストレート」

なるほどね。
出張でこっちに来ないと仕事は成立しないという訳か。

よし。
WiFiもSkypeも、便利なツールは最大限活用して旅に生かしまくる。
ただ、いくら便利になったからとは言え、現場に行くことには徹底してこだわろう。

そこに私が旅する意味があるはず。

<今日のグルメ>

チャオさんが、タイ料理とイタリアン(彼の名前はイタリア語で「さようなら」という意味だ、というジョークが飛び出した・笑)のどっちがいい?と聞くので、タイ料理をチョイス。

宿のすぐ近く、「ファーストフード」という謳い文句を出していれど、テイクアウト分すら注文後に作るこだわりよう。

同時に4つのフライパンを操るサンタクロースみたいなおじさん。
客はのんびり待っている。

チャオさんがご馳走してくれたのは“Busilika, Kana, possu, toi, tofu”とフィンランド語で書いてあった店のおすすめメニュー。

肉と野菜をかなりHOTに炒めてタイ米にかけてある。
出来たてで美味しい。つけ合わせでキャベツがついてきた。

テーブルの上に置いてあった雑誌は「BUDOUKA-武道家-」というタイトルで、フィンランド語で日本人の武道家がたくさん紹介されていた。

日曜のフィンランドはたいていの店が閉まっている。営業していたこの店も夜8時に閉店!
休日といったら日本でも中国でも稼ぎ時なのにねぇと言って笑い合う。

【フィンランド】 距離感0.7

  • 2007年07月30日(月)
  • 03:17

北京でお会いした朝日の加藤千洋さん(7月8日)から頂いたメールで、昨日は参院選だったことに気付く。
旅行にかまけて棄権しちゃったわ…。
それにしても大変なことになっている。蒲島教授は今さぞかしお忙しくされてるんだろうなと思う。


宿にはヘルシンキ以外から来たフィンランド人も多く泊まっている。
彼らのマナーは今まで触れたことがない類のものだ。
ドアは必ず開けて先に通してくれるし、廊下でもエレベーターでもすれ違うと必ず“Hi”や“Hello”と囁いてくれる。
自分の領域は自分で、がモットーのようだった中国人やモンゴル人とは根本から何かが違う。


洗濯機の使い方がわからず困っていたら、朝食で相席になったフィンランド人のおじさんがいつの間にか見に来てくれて、待っていなさい、と言う。
7階下のフロントまでコインの両替に行ってくれていた。
その後も私がボタンをひとつひとつ確認しながら押すのを見守り、無事ランドリーマシンが動き始めると静かに去っていった。
先回りして「これをどうぞ」と差し出してくれるような類の親切である。


もちろんアジア人も困っていたら助けてくれる。ただ、そのときの距離感はものすごく近い。
道を尋ねるくらいでも、「お前とオレは今兄弟になった、何でも言ってくれ!」ってなもんである。


中国人の他人との距離感は0か1かしかない、


と言っていたヨシの表現を借りれば、


フィンランド人は常に0.7といった感じか。



昨日に引き続いて空はどんより。
長袖を羽織らないと肌寒い。
ダンナ探し旅は夏を追いかける形で移動するつもりが、フィンランドのベストシーズンは6月だったらしい。


宿の周囲を散歩。人はまばら。


これは雨天に限ったことではないのだろうと思う。
晴れていた到着日もやっぱり人は少なめだった。
バケーションで南欧に行っている人たちがいるからかもしれないが、昨日と違ってウィークデー。
それでも明らかに雰囲気自体が閑散としている。
フィンランドの人口はたった500万人。


宿は駅から徒歩10分ほど離れた小高い場所とはいえ、首都の真ん中に変わりはない。
周囲は至るところにオープンテラスのバーがあり昼間からビールを出しているが、混んでいる店を見たことがない。
カラオケと書かれた店ではバーの客のうちの1人がゆっくりとした曲をゆっくりと歌っているという感じ。
クラブも名ばかりで、客が選んだ音楽を流してただ飲む店である。


なんだか、人の性格も街の雰囲気も起伏が小さいというか何というか。
決して悪いって言ってるんじゃないんだけど。


ムーミンはやはりこの感じをよく表現しているかもしれない。
ぱっと見て喜怒哀楽の感情が伝わってこないムーミンたち。変化の乏しいムーミン谷。


何だか全然テンションが上がらない。
アジアの喧騒が懐かしい。



夜7時、今日は朝からラウンジでパソコンに向かって仕事をしていたチャオさんと、近くにあるKallio Berghall教会のパイプオルガンコンサートへ。


中に入ると、頭上に高い天井、正面に大きな十字架とシャンデリア。しかしちっとも派手な感じはしない。


オルガンは教会後部ちょうどドア真上の2階にあるので、キリストに向かって座る聴衆からは楽器どころか演奏者すら見えない。


静かに演奏が始まる。予想よりあっさりしてプレーンな音。
中学のとき、地元・水戸芸術館でパイプオルガン奏者に花束を渡したことがあったような気がするが、あのときは会場内に響き渡って天に昇っていくような音色じゃなかったっけかな。


周りのフィンランド人を観察してみる。
みんな何を考えてるかわからんなぁ。感動してるとかムスッとしてるとかぼんやりしてるとかいった表情が読み取れない、かと言って真剣に聞いているわけでもなさそうだ。
なんか人形のように見えてまうなぁ。
チベット仏教徒の宗教に対する熱烈ぶりとはえらい違いや。


演奏がBGM状態になった私は物想いモードに突入し、そのうち瞼が重くなって…。


帰り道、
「ワカが来る前はこの消防署のサイレン(siren)がうるさかったんだよ」
とチャオさんが言うので、
「私、(雨女ならぬ)、静か(silent)女だからね〜」
と嘘吹く。


明日、彼は1ヶ月の出張を終えて母国に帰る。
「花束でもあげられればよかったんだけど」
と言って、お別れに中国の花刺繍のハンカチをくれた。



<今日のグルメ>



近くのスーパーで食料を買い、部屋の冷蔵庫に入れている。
スーパーでさえ客は常に2〜3人といった感じ。
今日買ったのは水とりんご。水1ℓが0.95ユーロ≒152円。りんごは袋入りで買ったが、バラ売りの最安値品種がなんと1個1.95ユーロ≒312円からというから驚いた。

【フィンランド】 あぁ、私寂しかったんだ

  • 2007年07月31日(火)
  • 13:56


フィンランド名物と言えば、サウナ。
宿のサウナは最上階にあり、朝6時から4時間営業している。
1日の始まりにひとっ風呂(ひとっサウナ?)浴びることにする。


不思議に思っていた宿の鍵。プラスチックに穴が開けてあるだけで磁気もない。
そうか、サウナの中にまで持って入れる鍵ってわけね。
私の他には誰もいない。


今日も雨。日中気温14度。どこが夏なんじゃ!!
北部に世界遺産観に行きたかったのになぁ。
街の閑散とした雰囲気と相まって、全然気分が乗ってこない。
でも、もうそろそろテンション上げたい。
ヘルシンキのど真ん中、駅周辺まで行こうと立ち上がる。
外は強い風雨、折り畳み傘がキノコになる。


小学校くらいのときに背伸びして読んだ「ザ・ギバー―記憶を伝える者―」という本を思い出す。
確か書いたのはロイス・ローリー。
人々は、人類の英知の結果生み出された苦痛も個人差も差別も全くない理想郷に住んでいて、
そこに出てくるクリーンでプレーンな世界観がまさにこの街にぴったり。


記憶を受け継ぐ者に選ばれた主人公は、この理想郷が本当に幸せな場所かどうかを悩み、
最終的に人々に本当の意味での喜怒哀楽の感情を取り戻そうとしたり、
差を無くすため白と黒しか存在しなくなっていた世界に色を取り戻そうとする。


そう、世界観は似ているとは言っても、あの話と最も違うのはこの街の色遣い。


ヘルシンキのあちこちに見られる色彩はなんと表現したらいいのか。
プラスチックっぽい…というのも何だか違うし、うーん、北欧っぽい色調、という表現がぴったり…(笑)
ボキャ貧であきまへんなぁ。


アジアの色調がどこか灰色がかったり茶色がかったりしていると言えるなら、北欧では明彩色にうっすら水色がかっているというか。ちょっとファニーな色というか。





トラム(路面電車)が街の色彩の象徴である。
人は少ない一方で、歩いていると10秒に一度は視界のどこかしらに路面電車が入ってくる。
少しおもちゃっぽいグリーンとベージュではあるがクロネコヤマトのトラックによく似ていて、それを見ると条件反射のように、あぁ今日おばあちゃんから宅急便来るかなぁと心待ちにした幼い頃が蘇る。


…なんか昨日から昔のことばかり思い出すなぁ。あかんな。ノスタルジックになり過ぎや。



目を楽しませたくて、ヘルシンキらしい色彩を求めて雨の中をあちらこちらへと歩く。








駅近くの郵便局に入る。





距離感0.7の中でこの恥ずかしムービーを撮ったら、何かが吹っ切れた。


元気無くしてる場合じゃない。


はにかんでてもしょうがない。


0.7は四捨五入すれば1になるわい。


現場主義って決めたんやないんか!



ここから人物取材に切り替える。
カメラを出してニッと笑えばポーズを撮ってくれるようなアジアのノリとは全然違う。
彼らフィンランド人をびっくりさせてはいけない。挨拶して、きちんと許可をとってから。


写真を撮らせていただけないですか、と言うと、みな一様に驚いて、なぜ? と聞く。
でも、あなたの服が素敵だから、あなたの髪型がキュートだから、ときちんと言うと、OKをもらえることもあるとわかってくる。


とにかく声を掛けまくる。












こうしてよく見るとなんてお洒落な人ばっかりなんだろ。人口少ないのにクオリティ高!
来る人来る人みんな被写体になり得るこのセンス。
ちょっと楽しくなってきた。
フィンランド入りしてから、やっと調子出てきましたよ自分。


それでも5回に2回は断られた。
めげてもしゃーない。だって0.3の分があるんだもの。


そのうちに、彼らが着ている赤色にすっかり惚れ込む。


が、しかし、こんな青味がかった赤トーンはプラチナブロンドの髪にしか似合わない(アジア人が着ると色褪せてるように見えちゃう)。残念。



妥協してこんな色のキャミソールを買う。
ALE(フィンランド語でSALE)中で5ユーロ≒900円。
下はチベットで買ったターコイズ石のネックレス。チベット人売り子の携帯電話メニューを英語から中国語に切り替えてあげて仲良くなり、相当お得に手に入れた。
同じ青系でも北欧とアジアじゃやっぱり色味が全然違う。


フィンランド人には値切りなんて通用しないだろうな。
買い物のとき店員も私も真剣にファイトするあの感覚。
どこもかしこもカード払いができる店ばかり(為替手数料かからないから助かるけど)の中で、不審者扱いされるのがオチ。


色彩センス、脱帽モノ。
この悪天候をフィンランドの長い冬に近い、と考えてみるならば、
厳しい冬を居心地良く乗り越えるためインテリアや色バリエを工夫する、その気持ちが理解できるような気がする。



と、今日はここまで書いて、あることに気がついた。
認めたくないけど正直に書こうと思う。
私はここに来てから寂しかったんだなと思う。


チャオさんの帰国を聞いて取り残されるような気がしたのも、
出発1週間前から毎日つけているこの日記が昨日初めてうまく書けずに苦労したのも、
ここに来てからラウンジにいた時間がやたら長かったのも、
ケータイのアドレス帳に旅行中の連絡先を送ったら届かなかったものがあって何とも言えない気分になったのも、
あまり眠れないのはお日様が見えないゆえの時差ボケのせいにしようとしたのも、
朝からサウナに行こうと思ったのも、
なぜかやたらお腹が空いたのも、
顔に吹き出物ができたのも、
昔のことばかり思い出したのも、
返信が滞っていたメールを早く処理しなきゃと思ったのも、
しかもその文面がやたらハイテンションだったのも、
旅行に出てからやり取りしたメールを全部読み直したのも、
ブログの日本語が読めないという外国の友人に対処する手段を考えたのも、
宿の近くで見つけたバスケコートに誰かいないか頻繁に見に行っていたのも、
強風雨のなか人がいそうなところに出掛けようと思ったのも、
まず郵便局に行ってポストカードを出そうと思ったのも。


うわ。こんなにあるのか。


私は誰かと繋がりたかったんだ。


今日はたくさんのフィンランド人を撮った。でも。
3日半ここにいて私自身が一緒に写ったフィンランド人はタイ料理屋のサンタクロースみたいなおじさんだけだ。
しかもそのおじさんに会いたくて、一昨日だけじゃなく昨日の夜も同じ店に行った。フィンランドにいるのに2日連続タイ料理。


フィンランド人は、今までのような友達の作り方が通用しない。
宿でもしゃべる機会はあったけど一度も一緒に笑い合っていない。
心の距離のとり方が難しい。
控えめ過ぎる優しさなら、無視される方がマシかもしれない。
それがこんなに自分に影響しているとは思わなかった。


フィンランド人たちの色のセンスが抜群でよかった。
今日何度断られても諦めなくてよかった。
そうじゃなかったらきっと旅の途中で後悔してた。



<今日のグルメ>



ここで食べきれないほど注文してしまった。
駅近くのレストラン。
ピザにチーズの入ったパンに山盛りのスープ。
会計のときに後悔した11.5ユーロ≒1840円。
きっと美味しいものを食べて寂しさを埋めたかったんだろうと思う。

【フィンランド】 ムーミン谷の真実

  • 2007年08月01日(水)
  • 05:07


アンタを待ってたよ!太陽!!

ゴキゲンな空模様を目にしたらバルト海が見たくなって、宿をチェックアウトして街の南に向かう。


昨日より人が多い。
でも昨日よりパッと見のオシャレ度は低い。観光客が多いのかな〜。
日本人も見掛ける。



有名なMarimekko。

あれ?人が多いっちゅーか多過ぎない??

なんだなんだ?

ローリストォ?

…!

ローリング・ストーンズ!!!!

えっここから出てくるの!?
ワーオ!!

現金な私は、にわかローリング・ストーンズファンになって人混みと共にホテルの前で待つことにした。

でもなかなか出てこない。

まだかなぁ。

…なんかめんどくなってきた。

筋金入りに現金な私は、「あたしはローリング・ストーンズを見たいんじゃない。ローリング・ストーンズファンのフィンランド人を見たいんだ」というめちゃくちゃな理由をつけ、人混みの後ろのオープンテラスのカフェで座って待つことにした。

こりゃミーハーたちのミーハーですな。

待つこと1時間。



来た!!!!



きゃー見ちゃったホンモノ!!!(笑)

ま、一瞬だったけどね。
今日はツイてるかも!

でもフィンランド人たちの熱狂ぶりはやっぱり控えめだった。
普通に沸き起こった拍手と、2〜3人の口笛のみ。
うーんお国柄ですかねぇ。

でも、晴れて雰囲気が変わった街と、これだけ出待ちが集まるってことは結構ミーハーな人が多いんだなという印象で、まだフィンランドわかってないんじゃーん?と思い始める。

もう1泊するか。

でもあの坂を上って宿に戻るのは億劫(おっくう)だわ。
直近で宿を取ろう。

そう思って1件目。
満室。残念。

2件目。
ドミトリーもシングルも空いてないが、ダブルなら空いてると言う。
70ユーロ≒11200円という値段にしばし迷う。
でももう6時だしな。この調子だと他ももう空いてないかもしれない。

ダブルで決心をする。



部屋に入って、ホテルマン・赤川一平としての使命を思い出す。
んーやっぱりお洒落!!

ただ、お洒落さと値段の話は別。1晩70ユーロはどう考えても高過ぎる。
シェア仲間を探すことにする。



ヘルシンキ駅に向かい、着いたときに使ったツーリストインフォメーションの前で張り込む。


女の子1人もしくは3人連れがホテル探して来たら、ドア入る前に先取りじゃ。
できればフィンランド人だとおもろいな。
フィンランドらしいひょうきん(失礼!)な顔した子来ないかな。


しばらく待ち伏せするも、1人30歳くらいの女バックパッカーが地図を取りに来ただけで、しかも今夜は友達の家に泊まると言う。


あー空振りか…。


すごすごと宿に帰る。



フロントで明日の朝ご飯は?と聞くと、プラス7ユーロ≒1120円必要という。


「それって伝統的なフィンランド料理を食べられたりする?」
「いや、コーヒーとパンとサラダだね。でもホテルの隣にビュッフェ形式で朝食が選べるところがあるよ」


「そこはフィンランド料理もあるのね?てか、そもそもフィンランド料理ってどんなのか教えてもらってもいい?」
「おーそれは難しい質問だね。実は先日友達と議論したばっかりなんだけど、そのときはハンター料理じゃないかって話になったんだ。ウサギ使った料理だね。
 あとはこの旅行雑誌を見てごらん。このライ麦のパンはやっぱり有名だね。これは隣のビュッフェにもあるはずだ。
 それから蟹。ここに載ってるレストランの蟹はお薦めだけど、高級な店だから小さい1匹が5ユーロ(900円)もするんだ。もしお金があるなら行ってみたらどうかな。」


あれ。なんかこのお兄さん、今まで会ったフィンランド人とちょっと違う…。



「ありがとう。もうひとつ聞いてもいい?あなただったらヘルシンキの中でどこを最もお薦めする?」


「おーそれも難しい質問だね(笑)。よしわかった、この地図を見てごらん。世界遺産のスーメンリンナ要塞はもう行った?あー確かに雨だったもんね。ここはやっぱり行っておくべきだよ。船はここから出てる。 でもよく見比べた方がいい、船会社によって値段が違うからね。
 あとはどんなジャンルのものが好きかによるな。面白いものが見たいならここの市場。建物が見たいならこの2つの教会は有名だけど、僕なら別の教会をお薦めするね。ちょっと遠いけど、なんと地下にあるんだ」


あ。このお兄さんなら何でも答えてくれそうだわ。


そこで、一番聞きたかったことを聞いてみた。


 


「よくわかったわ、ありがとう! 明日行ってみるね!
ついでにもうひとつ教えてほしいことがあるの。



フィンランドにはサンタクロースがいるって本当?」


 


「それはね、“true”なんだ。サンタクロースは存在する。


 フィンランド人は子どものときみんなサンタクロース村のサンタに手紙を書くんだよ。僕も書いたし、返事ももらった。これはファンタジーじゃないんだ。
 
 いろんな人がサンタに成り済ましているけど、それは構わない。だってフィンランドに経済効果があるからね。ただ、アメリカ人なんかがサンタはスウェーデンにいると思っているのは許せないな。」


ほう。なるほどねー!



「あなたは親切ね。実は私寂しかったの。フィンランドに来てから友達ができなくて。普通のフィンランド人ってシャイ過ぎない?」


「そうだね。フィンランド人は外の人間が怖いんだよ。独自の文化を持ってきたから、外国人と触れ合うのを恐れるんだ。友達をつくるのは難しいだろうね。もし6月に来てたら、学生がガイドのボランティアをやってるからもう少しいろいろ話ができたかもしれないね。」


「でもあなたはフィンランド人よね?どうして?」


「僕はエストニアに留学してたから慣れてるんだろうね。」


「どうして留学してたの?」


「エストニアの文化と言語を学びたかったからさ。でも僕みたいなのは珍しい。フィンランド人はたいてい国内の大学に行く。
 
 ところでキミ日本人だよね?日本の学校はランクが決まってるんだろ?フィンランドには国立の大学しかなくて、しかもレベルは全て一緒なんだ」



なにー!!



「NOKIAについて教えてほしい。どうしてノキアはあそこまで成功できたの?」


「僕こそ教えてほしい。どうして日本のメーカーはソニーもトヨタもあんなに成功できたんだ?」


もうここからお互い質問が止まらない。
なんと4時間もフロントで話し続けた!!気付いたら日付が変わってた。



むっちゃくちゃ面白かった。
彼の名はMarko Haajanenマルコ・ハージャネン。
エストニアの大学を卒業して現地のフィンランド大使館で働いた後、政府の教育機関と外交機関に勤めていたという。今はとある事情でHotelli Finnのフロントマンをしている。だが、ローンを考えると転職したいと言っていた。


こんな人と出会えるなんて、やっぱり今日はツイてる。


もちろん、途中で他のお客さんも来たから多少中断もしたのだが、


「日本って家がすごく狭いんだろ?」
「そうよ。…実はひとつお願いがあるの。狭い部屋に慣れてる日本人の私にはあのダブルルームは広過ぎる。しかも私はそんなにお金を持っていない。もしホテルが満室になった後に女の子が泊まりたいと言ってきたら、シェアしたいから教えてくれないかな」
「わかった、知らせるよ」


という会話をしていたので、予約をしていたはずのおじさんの部屋がないということになったとき私が部屋を譲り、代わりにスタッフルームのソファベッドに25ユーロ≒4000円で泊まれることになった。


やっぱり今日はツイてる!!



こんな部屋でした。トイレ付、シャワー共用。

私たちの会話はお互いの国への興味から始まってその比較へと議論になっていったのだが、整理して記してみようと思う。この頃には私はメモを取っていた。
Mがマルコ、Wがワカコねん。


○経済


M 「日本の経済力は世界でも驚異だ。第二次世界大戦で同じ敗戦国だったのに日本とフィンランドにこれだけ差が出たのは、やっぱりその後ソ連側についたかアメリカ側についたかだよね。」


W 「日本は戦後すぐにアメリカによって国のシステムが変えられた。でも戦後1960年代を中心に高度経済成長があって、日本人自身もすごく頑張ったんだよ。このときメーカーも技術発展に全力を尽くして、 その後80年代バブルのときに一気に世界に打って出た。
 1964年の東京オリンピックも加速要因だけど、フィンランドは戦後すぐヘルシンキオリンピックがあったよね。」


M 「敗戦の引き換えに日本は国内に米軍を受け入れたよね。でもフィンランドはずっとソ連のために経済発展し、ソ連に金を供給していたんだ。
 でもいいこともあった。冷戦終盤、ゴルバチョフがレーガンにホットラインをかけたろ?あのときゴルバチョフが使っていた電話を見てアメリカでは大騒ぎになったそうだ。なぜコードがついてないんだ!ってね。つまり、旧ソ連の軍事技術をフィンランドが受け継いでできたのがノキアってわけなんだ。」


○国民性


W 「マルコはフィンランド人にしてはとてもフレンドリーだし、私はクレイジーな日本人だから典型的な国民ではないけれど、シャイという面では両国共通するよね。同じように独自の文化、独自の言語を持っているからかもしれない。
   でも、私の感覚ではまだフィンランド人の方がオープンな気がする。だって話しかけたらみんな英語が話せたよ?」


M 「フィンランドは95%がフィンランド系、5%がスウェーデン系の人口構成になってる。普段はフィンランド語、そして学校でスウェーデン語も習うからこの二つが公用語。
   あとは、テレビなんだ。フィンランドで流れてる番組はほとんどがアメリカなんかから輸入しているから、みんなテレビを見て英語を覚える。」


W 「もうひとつ共通する点として、自殺大国ってことがあると思う。日本人はストレスによって自殺する人が多い。」


M 「フィンランド人で一番多いのは経済的な理由。ローンが払えなくなって自殺したりね。」


W 「日本は精神的な理由が多くて、フィンランドは経済的な理由かぁ。」


○政治


W 「日本ではこの前なんと大臣が自殺したのよ。」


M 「知ってるよ。それで選挙は大変だったんだろ?首相が辞めるかもしれないとか。」


W 「!! 詳しいね!! どうして!?」


M 「だって日本の国会議員にはツルネンがいるじゃないか。


この新聞見てごらん、アベの写真がでかでか載って、1ページ全部日本の選挙のことだろ。この下の方にコメント載ってるのが2回目当選のツルネン。」


W 「彼が日本とフィンランドの“橋”ってわけね。」


○文化交流


W 「ツルネン以外にフィンランド出身で日本で有名なのは…ごめん、あまり知らないや。多分、母は音楽家なんかをよく知ってると思うけど。」


M 「日本人はF1ドライバーのミカサロと結婚したノリコ、スキージャンプの原田、映画監督の黒澤明が有名だね。
   
 今ヨーロッパでマンガやゲームだけじゃなく、日本の音楽が大流行なのは知ってる?この前のヘルシンキ音楽祭でも大人気だった。みんな日本のバンドをコピーしたがってる。
 
  しかもフィンランドには日本の音楽をやって日本で売り出そうとしてるバンドがあるんだ。日本ではミリオンセラーとかが大変なことかもしれないけど、フィンランドは人口500万しかいないから2〜3万部売れただけで大変な騒ぎだよ。だから日本で少しでも売れればそれで十分元が取れるのさ。」


○教育


M 「フィンランドは小学校から大学まで国立しかなくて、しかも学費は全部タダ。大学なら最大8年間無料で通える。学校ごとにランクはなし。
 
  大学は各都市に1つずつあって、ちょっと学部の差はあるけれど大抵地元の大学に行く。僕みたいに留学する人は珍しいし、それも外国の言語や文化を学びたいという人だけだ。
   
 それ以外だと、どんなに大金持ちの家庭でも子どもをハーバードやオックスフォードにさえも行かせない。みんな国内の大学に行く。なぜなら、フィンランド人はフィンランドの大学がナンバーワンだと思っているからさ。」


W 「教育の機会が平等なのね。日本は私立もあるし家庭の経済力で教育格差も広がるし、だいぶ違う。
 
  日本では子どものイジメが問題になってる。原因は2つあると思う。
   一つは、コミュニケーション不足によるストレス。親が忙しくて子どもと十分向き合えなかったり、塾通いが多かったり、テレビゲームで1人でも遊べたりする。
 
 もう一つは、教育の建前と本音の食い違い。表向き、みな平等だという教育をしていて、個人よりも団体でどう行動するかというような学校イベントも多い。でも、本当は常にランク付けされていて、成績順位だけじゃなくて学校自体にもランクがあるし、会社に入るときは学歴が見られて収入に大きく影響する。この食い違いを子どもたちもどこかで気付いてる」


M 「信じられない。ケンカはあるけど、子ども同士で他人を生死に関わるほどまで追い詰めるなんてその社会はどうなってるんだ。」


○福祉


M 「福祉財政を支える消費税22%、表示は税込み表示。所得税は僕はたった18%で済んでるけど、もし医者だったら月収10000ユーロ≒160万円として60%。あと僕は郊外に住んでいるから住民税は抑えてるけど、ヘルシンキに住んだらめちゃくちゃ高いよ。」


W 「消費税高っ!累進課税は一緒だけど、フィンランドの福祉は本当に平等に配分されるから、それで格差をなくしているわけね。」


M 「僕がもし指を切って病院に行ったら、そのタクシー代も全てタダになる。でも保険の制度には問題もあるんだ」(この話は私の英語力では理解できず。残念)


W 「日本も高齢化が進んで問題になっている。このままじゃ支えきれない。」


M 「中国やインドの人口を見るとこのままでいいのか不安になる。でも女性の晩婚化が進んでいて、母は25歳で僕を産んだとき、その時代じゃ遅すぎるくらいだった。でも、今は平均30歳で産んで1〜2人。子どもを持たない、という選択肢が生まれてきた。日本の女性はどうして産まなくなったの?」


W 「日本でも同じで女性が働き始めた。経済成長の始まる60年代から家族の形態は稼ぎ役、専業主婦、子ども平均二人に固定化されてたけど、社会が成熟して女性の選択肢は増え始めた。」


○労働


M 「さらに特徴的なのは、労働時間に制限があること。1週間に最大37.5時間しか働いてはいけないんだ。それ以上働いても残業代は出ない。」


W 「日本では土日も出勤するビジネスマンがたくさんいるよ。」


M 「日本人は働き過ぎなんだ。もっと生活を楽しめばいいんだよ。そうすればストレスも減って、自殺率も減るんじゃない?」


○環境


M 「スーパーで水買ってたの? フィンランドの水道水は世界で最高に綺麗な水なのに。
   世界ミネラルウォーター大会って知ってる?去年、ボルヴィックなどのメーカーを抑えてフィンランドの生活用水が1位になったんだよ。湖から引いている水で、水道パイプも40年に1度の割合で変えてるんだ。」


W 「だからどこのトイレにもコップが置いてあるんだね。私がフィンランドに住んでたら絶対にミネラルウォーターの会社を起業する。あ、でも世界では売れないか、ユーロ高いから市場はヨーロッパかな。」


M 「ユーロが高いのはフィンランドにとってとても良いことだ。僕らはかなりの恩恵を受けている。」



うわー超長い。読むの大変だ。


私の力不足・認識不足で議論が詰め切れてないところも多々あるけれど、大体こんなところだった。


私なりに見えてきたのは、外側から見た日本の姿。


フィンランド人より日本人の方が間違いなくシャイだ。外国人への免疫が圧倒的に少ない。英語を話せる人口の少なさがそれを物語る。外国人が日本に来てとまどう気持ちが私は今回初めて理解できた。


しかし、誇れるものはたくさんある。マンガ、ゲームといった文化は言うに及ばず、音楽まで注目されているとは知らなかった。元々ツルネンも日本に惚れ込んで国籍を変えた。


手放しでフィンランドの政策が良いとは決して思わない。福祉を充実させて労働時間も制限したところで、彼らは経済的理由で自殺していくのだ。教育で競争がない代わりに、新しい技術も生まれにくい。ノキアだって冷戦時代のソ連の遺産だ。


日本の税政、教育、労働は経済力とトレードオフなんだ。その事実をはっきり認識する必要がある。


<今日のグルメ>



高級ホテルPalace Kampローリング・ストーンズの出待ちをしているときに大衆の後ろで悠々と食べたケーキセット。
ベリー系がムースやソースになって何種類か組み合わせられ、絶妙なハーモニー。


もちろん彼らが出てきたとき座っていた椅子の上に立って見てましたが、何か?(笑)

【フィンランド】 経験は凌駕(りょうが)する

  • 2007年08月02日(木)
  • 14:32


オリンピックのとき北京に行くから日本にも寄る、再会しよう、と約束してマルコと別れる。


まずはバルト海を臨むKauppatoriの市場へ。




世界でも有名な魚市場だが、他にもチェリーやアップルといった果物、じゃがいもやスイートビーンズなどの野菜、舞茸を黄色くしたような見た目のマッシュルーム、手作りのパン、惣菜、花、帽子に毛布、アクセサリーと多種多様。日本人含め観光客も多い。


売り子は普通のフィンランド人より積極的、やっぱり商人(あきんど)は違いますなぁ。


まぁ、呼び声に乗ったら最後、買うまで腕を掴んで離さない中国人やチベット人とは全く違う(だからこちらは帰るフリしてマケさせる)けれどね。


味見させてくれるのでついつい手を伸ばしていたら、いつの間にかちょっと買い過ぎたわい。


座って遅めの朝ご飯。


と思ったら、フィンランド人の方から話しかけてきた!!


初めて!!



空席はたくさんあるのにわざわざ相席してきたのはSakari Salmivirtaサカリさん、法人向け保険のセールスマン。営業職だから積極的なんかなぁと思っていたら、3年前に仕事で北京に住んでいたとあると言う。マルコと同じで他国の文化に触れている人というわけだ。


さらに、この写真を撮ってくれたのもフィンランド人にしては珍しいフレンドリーなおばちゃんだったが、一緒にいたオーストラリア人の友達を案内している最中だという。


ふーん。


多文化と交流したことがあるという経験は、既成概念を凌駕(りょうが)するのかもしれない。経験はマインドを変えうる。


であれば、島国・日本人ももっともっと外に出るべきだ。時代は交流を求めているし、そうでなければ取り残されてしまう。
独自のアイデンティティは変える必要はない、むしろ胸を張っていい。しかし、外部に対するスタンスがシャイであり続けたら、日本にとってとんでもない機会損失になってしまうと思う。



市場と隣接する港から、船に乗ってユネスコ世界遺産・スオメンリンナ要塞へ。



ロシアの東部侵略に対し、1748年に6つの島に渡って造られた防御施設である。
島の地形に合わせて綿密に積み上げられたレンガ造りの強固な壁が出迎える。
ところどころに窓が開いており、そこに大砲がスタンバイ。


 



しかし、予想と違って全く重層な感じがしない。かと言って寂びれた基地といった印象も無い。
島の地形に合わせて造られているので、丘の合間からところどころレンガ塀が見えるといった感じで、後は柔らかく生えた草とそこに咲く花々なのである。


なんだか、自分の知らない世界に対して恐れを抱いて外側に塀を張り巡らせつつも、内側はムーミンやサンタクロースに代表されるノスタルジックなメルヘン世界が広がるという、フィンランド人の性格と重なって仕方が無かった。




港でフェリーを待っていたらとても感じの良い日本人の家族を見つけたので、荷物になるのを承知でシベリア鉄道で読み終えた3冊の本の引き取りを願い出る。
快くOKしてくれる。しかもコーヒーまで頂いて恐縮です。
ヒトミちゃん、その子たちよろしくね!



バイバイ、フィンランド。キートス(ありがとう)!!



さて、向かうは南じゃ!


<今日のグルメ>




Kauppatori市場で試食しながら買ったのは、
〔省のライ麦パン、1/2サイズ
▲リームりんごパイ
スイートビーンズ
ぞ魚のフリッター


々い見た目のライ麦パンは水分少な目の素朴な味で、フィンランドの主食。
▲繊璽困鮖箸錣坤汽錙璽リームのみで仕上げてある。酸っぱさとりんごの甘さが絶妙。
スイートビーンズはなんと生で食べられる!山と積んである中から量り売り。
ぞ魚はからっと揚げてあって、お好みでタルタルソースを。


てか、アンタいくらなんでもやっぱり買い過ぎや!!だって積極的なフィンランド人がたくさんいて嬉しかったんだもん…。もちろん今日は3食これの残り物でカバー(笑)
これ以外にも、舞茸を原色の黄色で染めたようなマッシュルームや、獲ってきたばかりの生の魚など食材の種類も多い。




それから、マルコが国民的お菓子だと言っていたSalmiakki。


定番は黒の市松模様だが、スーパーのお姉さんが赤い箱の方がオススメ、というのでそちらを。
中は真っ黒の固め練りケシのようで、しょっぱくて甘い不思議な味覚。


語源はsal(塩)+ammoniac(アンモニア)+pastille(パステルorトローチor練香)。
アンモニア入ってるんか!!メンソール代わりみたいな感覚なんかなぁ。
ネットカフェのドリンク1杯で15分インターネットが使えるので、順番を待ちながらもぐもぐ。

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旅人

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1983年生まれ。東大法学部卒。
社会人としてスタートを切る前に、夢だった世界一周へ。

尊敬:緒方貞子さん
趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク

著書

メディア出演履歴

【雑誌】
『Zai』(ダイヤモンド社)「ミニ株バトルコーナー」連載(06年7月号〜07年7月号)
『社労士V』連載(日本法令)(07年10月号〜)
『メモ ノート200%活用ブック』(日本能率協会)
『クロワッサン』(対談 高田万由子さん)
『週刊現代』『女性セブン』
『CIRCUS』『日経キャリアマガジン』
『月刊人事マネジメント』
『週刊ダイヤモンド 別冊特集』
【テレビ】
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