【ロシア】 Input・OutputとProcess

  • 2007年07月23日(月)
  • 16:47

シベリア鉄道4日目(トータル5日目)。
早朝4時、目が覚める。


昨晩、停車駅で降りてソロンゴにアイスクリームをご馳走になった(さっき駅ホームでジーンズ売って儲けが出たから大丈夫よ!らしい。ゴチでやんす!)とき、時計を−4時間のモスクワ時間・サマータイム込に合わせたが、どうやらまだ時差ボケ気味。



みなを起こさないようにカーテンが閉められたコンパートメントを出て、そっと食堂車へ。
B’zを聞きながら物想いに没頭する。


独りで沈思黙考するのは好きだ。シベリア鉄道の長い時間、退屈するんじゃないかという心配は杞憂だった。
むしろこんな風景を見ながらたっぷり考え事をする時間があるなんて贅沢な話。



思い出したのは、大学2年時から起業に関わった株式会社ユニーク。


中高生向けの次世代リーダー育成塾と銘打ち、社会人向けの問題発見・解決能力養成プログラムを10代に教える、という画期的な事業展開をゼロから目指した。


教育プログラムを作成するとき、身に着けるべき能力の細分化でInput・Outputという切り口ではモレが生じるのではないか、という議論になった。


人は、Inputした情報をそのままOutputするのではない。取り入れた情報を自分なりに取捨選択し、噛み砕き、加工して、オリジナルの情報として創出する。


最終的に、その過程をInput、Outputとは別に“Process”という枠組みで捉えよう、という結論が出て、それに乗っ取ったカリキュラムを作成した。


シベリア鉄道で“Process”中やな〜と独りごちる。


そういえば、今でもまだまだ青いけれど、あの頃は本当に私も青かった(生意気?笑)。
青過ぎて酸っぱかったくらい。



昼過ぎ、食堂車に来たイギリス人Tomとカナダ人Louisと仲良くなり、昼間からビールを空ける。


「モンゴルは本物の遊牧民ゲルに行ったの!?いいなぁ。僕もルイスも普通の観光客向けキャンプだったよ」
と言われ、改めて“あづさや”夫妻に感謝。


「ハッハッハ。世界一周でハズバンド探してるって?じゃあカナダ人とイギリス人の若者紹介してあげるよ」
それから延々と相談し、私の旅は二人の故郷カナダのKapus Kasing村とロンドン経由アイルランドに寄ることが決定。





部屋に戻ろうとしたら、同じ車両ですっかり仲良しになっていたアルラべスシ・アルラボゥクのモンゴル人姉弟に飛びかかられる。
あちゃーまた見つけられちゃったか。よし来い!笑


言葉が通じないので、パントマイムで架空の風船を作ったり架空の綱引きをしたり、紙飛行機作って飛ばしたり。





ボゥクはこの旅での記念すべき友達100人目。それを説明しようにも伝えられないけど…。


今日はデジカメ撮影会ごっこで騒ぎ過ぎ、彼らのママに怒られた…。ごめんちゃいー。


 



モンゴル人たちは相変わらず、停車の度にホームでロシア人相手に商売。
ホームに警備員がいた駅ではさすがにシーンとしていたが、掃除のおばちゃんが車内までジーンズを買いに来て、持っていたゴミ袋に入れて隠し持って出て行ったのには恐れ入った。


 


夜は荷物の整理。


今回の旅行で荷物を減らすための珍アイテム。
「水泳用タオル」
スイミングスクールの先生なんかがよく持っているやつ。吸水性が抜群に良く、絞ったらすぐにしまえる(むしろ干すとパリパリに乾いちゃう)。大小2枚持っていたが1枚で十分なので、アメリカ横断予定のチソンに片方あげた。


「圧縮袋」
衣類を入れて口を閉じ、ぎゅーっと押すと空気が抜けてかさ張る衣類がコンパクトに。


「十徳ナイフ」
1cm×1cm×5cmくらいで、基本的な刃物以外にハサミ、プラスドライバー、爪切り、耳かきも一緒くた。


「全世界対応型電源プラグ」
2つのブロックの組み合わせでどこの国のプラグにも対応できる優れもの。
充電はパソコン、デジカメ、iPodのため。
このブログはバイオの一番小さいパソコン(タイプT)を持ち歩いて毎日書くことを自分に課し、今のところUSBに落としてネットカフェでまとめてアップ中。


女の子用アイテムとしては、
「歯間ブラシ」
妹に感心されたので紹介(笑)。マスカラリムーバーのためにコットンを持ち運ぶとかさ張るので、これを浸してまつげをなぞってメイクオフ。洗って何度でも使えまっせ。


貴重品以外で絶対に必要なものは何か、と聞かれたら、間違いなく、
「トイレットペーパー」
トイレ革命の進む中国でもまだまだ完備されていないところが多いし、その他の国でも同様。現地で手に入る。


「サンダル」
和式トイレとシャワーが一緒になっている宿ではこれがないとシャワーを浴びるのがきついんでおまっせ。


入れ物は、
.螢絅奪サック
これはいいものを、と思い、THE NORTH FACEの"W TERRA 40"(女性用40リットル)を奮発。
(池袋丸井ノースフェイスのお兄さんに、絶対ブログで紹介してくれ!と言われていたのをすっかり忘れてた。今ね、今!)
小さめだが、女性の骨盤の形を研究して作られたというだけあってめちゃくちゃ背負いやすい。
疲れたら肩ベルトを外して腰ベルトだけで背負える。いくつもベルトがついていて微調整可能。
肩ベルトの一部に緊急事態用の笛がついている。付属で雨カバー有。


▲織ぅ笋弔バッグ
肩凝り持ちなので、アフリカまではゴロゴロ引くタイプの大バッグも併用することにした。
しかし、1代目は初日の韓国で破壊…。おばあちゃんが買い物によく押していくようなタイヤつき布バッグ840円。やはり弱かった…(そらそうや)。
韓国版「109」のような店で黒い布製バッグを値切って購入。
ファスナーで3段階に伸縮可能、その気になれば1人分の人間が入る。
普段は最小サイズにして、たまにリュックも丸ごと入れる。
タイヤが底と平行についているのでスーツケースより運びにくいが、ベルトをつけて犬の散歩のようにゴロゴロ引っ張っていくことにした。


斜め掛けバッグ
中身は、貴重品、緊急用ブザー、デジカメ、電子辞書、iPod、方位磁針、地図、手帳、3色ボールペン、小さくしたトイレットペーパー。
あとはヘアゴム・飴・鏡(韓国でインへがプレゼントしてくれた)・日焼け止めなど。



さてと。明日はいよいよモスクワ到着。



<今日のグルメ>



昼は食堂車でボルシチ。


昨日の反省を生かし、頼んだのは他にパンのみ。90ルーブル≒450円。
赤カブベースのスープに、玉ねぎ、キュウリ、ソーセージ、オリーブ、ハーブ、輪切りレモン、サワークリーム。病み付きになる味。


 



夜は乗務員さんにつくってもらった夜食(乗務員室には流しとコンロがある)を部屋4人で分けて食べる。
クレープ状に焼いた小麦粉を麵のように細く切り、ソーセージなどの具と炒めたモンゴル料理。
ソロンゴたちはマヨネーズやケチャップをかけて食べていた。

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旅人

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1983年生まれ。東大法学部卒。
社会人としてスタートを切る前に、夢だった世界一周へ。

尊敬:緒方貞子さん
趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク

著書

メディア出演履歴

【雑誌】
『Zai』(ダイヤモンド社)「ミニ株バトルコーナー」連載(06年7月号〜07年7月号)
『社労士V』連載(日本法令)(07年10月号〜)
『メモ ノート200%活用ブック』(日本能率協会)
『クロワッサン』(対談 高田万由子さん)
『週刊現代』『女性セブン』
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