【イギリス】 母上感謝デー24周年

  • 2007年08月21日(火)
  • 19:36

母上が頑張ってくれたお蔭で、この世に生を受けて今日で24年。
ロンドンの真っ赤な電話BOXから日本に国際電話をかける。
お母さん、産んでくれてありがとう。



今日最初に向かったところは“シティ”。
昨日ダンに案内してもらったところを改めて見回す。
小雨の中、スーツを颯爽と着こなしたビジネスマンやキャリアウーマンたちが急ぎ足で歩いていく。
その様子を胸に刻み、来春からの自分の決意を新たにする。


ロンドンに来てから疑問に思っていたことが二つある。

一つめ。コインに刻まれたエリザベス女王2世の顔が、コインが作られた年代によって全然違う。
集めることができたのは3種類。新しいコインになるほど歳をとっていく。古いコイン、私が生まれた1983年のときの顔が一番美しい。


昨日このことについてダンに聞いたら、
「女王の顔は約20年毎に変えている。興味があるなら銀行博物館に行ってみたら?」
と言われたので、英国銀行Bank of Englandの巨大な建物の北東の入口に向かう。


正直、紙幣デザインの変化や模造防止技術の変遷などは面白くなかったが、戦時の軍の資金調達や銀行が国有化された話は興味深い。

また、理事会と財政委員会の変遷や現在それを構成する全9人(女性2人含む)のバックグラウンドなども知ることができて面白い。


その後、世界で最も美しい建物の一つと言われるセントポール大聖堂へ。
うーんまぁ確かに美しいが…大陸側の聖堂によく似とるなぁ。
ここでも女王のモニュメントが正面に聳え立つ。


その後、最高裁判所へ。
Royal Courts of Justice様、英米法の授業で何度貴方のご様子を想像申し上げたことか!

荘厳で巨大な建物の中にはNo.1〜82までの法廷があり、中には名前をつけられた法廷もある。
例えばCourt4はLord Chief Justice of England & Wales、Court5はThe president of the Queen’s Bench Division、Court15はThe Lord court…いかん、だんだん興奮してきた。

こんなので楽しいなんて、自分気持ち悪いな〜マニアックだな〜と苦笑していたら。

なんと裁判をやっている最中の法廷があった。
しかもガラス窓。

そして確認!!
黒いローブを身にまとい、グレーのカツラを頭に被ったバリスタ達!!

うきゃー本物だ〜!!

うわー。今すぐにでも麗しきまいちん姫に伝えたい。
朝8:30コーヒー飲みながら眠い目をこすりこすり並んでノートとったねぇ、まいちん。バリスタの落書きしたよねぇ。

めっちゃ簡単に言えば、英国の弁護士には2種類あって、当事者から直接依頼を受けて事務処理をするソリシタと、ソリシタから依頼を受けて法廷弁論をするバリスタに分かれる。規制緩和が進んでいるが、バリスタは今でも伝統を守って黒いローブにグレーのカツラをつけて法廷に出る人が多数なのである。
いや〜かわいいなぁ。
カツラを頭の上にお皿のように載せ、後ろ側にはぴょんっと三つ編みが跳ねている。

イギリス人のこういうところ、憎めんなぁ。



その後、語学学校が終わったたまちゃんと落ち合って街歩き。

ロンドンに来てから気になっていたこと2つめ。

「トラファルガー・スクエアはわかるけど、オックスフォード・サーカスって何や!ピカデリー・サーカスって何や!サーカスゆうて曲芸かいな!」

と私が言っていたので、たまちゃんが調べてくれて、
「スクエアが方形広場なら、サーカスはやっぱり円形広場のことらしいよ。」
と教えてくれた。

いざ確認!


ピカデリー・サーカスをよく見ると、道路が緩やかにカーブを描き、両側に並んだ建物も並行してずっと先まで曲がっていってる。
円形広場って本当だった!

たまちゃんが、
「今、日本では英国発のアニヤハインドマーチのエコバッグが人気らしい。」
というので、実物を求めて歩くがどうやらどこも品切れ。

パチモン屋で偽物を見てがっくり。これが銀座で行列ができて喧嘩になるほどの大人気…。さいですか〜。

たまちゃんが誕生日祝いに衛兵の形をした歯ブラシを買ってくれた。めっちゃいいセンス!これの方が断然素敵。




その後、ダブルデッカー=赤い2段バスに乗ってテンプル教会へ。
ダン・ブラウンが書いた『ダ・ヴィンチ・コード』の最終場面に出てくる場所はここかぁ。でもあいにく開いてない。


それからロンドン・アイの下に行ってライトアップされた国会議事堂とベン様(ビッグ・ベン様)の姿を対岸から拝み、ロンドンの夜景の美しさにしばし見惚れる。

たまちゃんと、
「働く意味ってなんだろうね」
と話す。
渡英するため相当ハードにバイトに励んだたまちゃんが感じた、周囲のローモチベーションへの違和感。
仕事より旅が優先と言い切るバックパッカーに会って私が感じた、仕事の位置づけへの違和感。

結局、正解はないね。自分なりの「仕事」の位置づけを決めて、いかに”楽しもうとするか”じゃないか。
そういう結論になった。


そして地下鉄でノッティング・ヒルへ。
先輩たちが誕生日祝いに飲み会を開いてくれた。
びょん様、淳くん、宇佐美姉さん、まっきー姉さん、初日迎えに来てくれると言ってくれていた金坂くん、アフリカ旅経験からアドバイスと貴重ーな物品をくれた千ちゃん、買って行った「女子禁制」チョコバーをむしゃむしゃ食べてくれた森さん、絶口調で笑わせてくれたキヨモトさん。

みなさん、本当にありがとうございました。
ほんまに最高の誕生日でした。

<今日のグルメ>
今日はお菓子編。

「英国式のお茶がしたい」
と私が言い出し、たまちゃんとあちこちの喫茶店を覗くが、これがなっかなかスコーンがないの。コーヒーを出すカフェは山のようにあるけど、紅茶専門の店はほとんどない。そしてスコーンを出しているのはスターバックスしかない。
探し続けてやっと見つけた店ではスコーンは売り切れ…。仕方が無いのでコーヒーにサンドイッチで妥協。

それから、たまちゃんが「旅の荷物にならないものを」と考えて誕生日祝いに用意してくれていたお菓子の詰め合わせ。見ているだけで楽しい。大事に大事に食べてます。


たまちゃんとスーパーで買って食べた、ロンドン名物の赤い2段バスと同じ名前を持つ「ダブルデッガー」というチョコバー。フレークとヌガーの2段構成になっていてかなり甘め。
他にも「女子禁制」というチョコバーや、塩分除去して味のしないポテトチップスなど、面白いお菓子をいろいろ発見。
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旅人

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1983年生まれ。東大法学部卒。
社会人としてスタートを切る前に、夢だった世界一周へ。

尊敬:緒方貞子さん
趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク

著書

メディア出演履歴

【雑誌】
『Zai』(ダイヤモンド社)「ミニ株バトルコーナー」連載(06年7月号〜07年7月号)
『社労士V』連載(日本法令)(07年10月号〜)
『メモ ノート200%活用ブック』(日本能率協会)
『クロワッサン』(対談 高田万由子さん)
『週刊現代』『女性セブン』
『CIRCUS』『日経キャリアマガジン』
『月刊人事マネジメント』
『週刊ダイヤモンド 別冊特集』
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