【トルコ】 隠され続けた地下都市

  • 2007年09月11日(火)
  • 00:00

カッパドキアは移動が困難なところも多いので、今日はツアーに参加することに。
陽気なトルコ人女性ガイドに連れられて、約200キロの行程を1日で回る。


まず、Kaymakliカイマクルの地下都市。
キリスト教徒たちが身を隠すために掘って住んだこの穴は、なんと地下8階建て、湿った空気と暗闇の中から、気が遠くなるほど長い空気穴が地上へと続く。地上から見ると何の変哲もないただの平原なのに、地底はすごい。 
内部は一見どこも同じように掘られた穴蔵のようだが、よく見るとお祈りの部屋は十字になっているし、キッチン、貯蔵庫などもどことなく暗い面影を残しているような気がしなくもない。墓があったのには驚いた。
この穴蔵の中で生まれ、死んで埋葬されていった、ここで人生が完結していた地底人たち。どれだけ激しい戦闘があったのだろう。

 
Derinkuyuデリンクユの地下都市も同じように回った後、ビザンツ帝国の修行僧が己を鍛えたという地、Ihlara Valleyウフララ谷でランチ。谷底の川の真上にトルコ式の座席が設置されている。
 
そして最後にSelimeセリメの城。スターウォーズ映画にそのまま使われたこの城は、昨日のウチヒサル城より茶色が濃い分、重量感がある。


それにしても、カッパドキアの地名はどこもかしこも何てへんちくりんで愛らしいんだろう。

ギョレメに帰還。ここはネブシェヒルでも大きな町のひとつだが、大きさはたかが知れている。人の数はまばらで、車はほとんど通らない。時々、洗濯物が一瞬で乾くカラっとした空気を切り裂いて、モスクからアザーン(お祈り)の声が響く。

ゆったりとした雰囲気と相まって、おっとりした人たちが多い気がする。
 
昨日探検したときは、アトリエで絵を書いていた芸術家に会ったり、CDショップで音楽をかけてもらって一緒にベリーダンスを踊ったり、トルコ弦楽器の弾き方を教えてもらったり。



オトガル(バス停)近くではトルコ人と結婚し、ちょうど臨月を迎えている日本人女性がお菓子屋を経営している。トルコ人と結婚する日本人女性は割と多いと聞く。
 
ブドウを摘み終わって団欒している親子。子どもたちはいつも「マルハヴァ!」(こんにちは!)と陽気に声を掛けてくれる。笑顔が眩しい。

彼らと触れ合いながら、Wakakoと最後の時間を過ごす。


<今日のグルメ>


ギョレメのアイスクリーム屋。ギンギンに冷やした鉄の筒の中で練ると、びろーーんと伸びる不思議なトルコ風アイスの出来上がり!
この店員は、おっとりしたギョレメの空気を台無しにする典型的うるさいトルコ人。
自分はモテると豪語する学生22歳アルバイトの彼は、前を通ると自分に注目を向けさせようと何かしらちょっかいを出してくる。しかも負けず嫌い。
「俺と付き合ったら幸せだぜ?」としつこいので、
「日本に彼氏いる(ウソ)から止めとくわ」と言ったみたら、
「は!俺なんて妻がいるんだぜ!」
何の張り合いやねん…しかもほんとはアンタ独身やろアンタ。

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旅人

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1983年生まれ。東大法学部卒。
社会人としてスタートを切る前に、夢だった世界一周へ。

尊敬:緒方貞子さん
趣味:バスケットボール、ベリーダンス、サーフィン、バイク

著書

メディア出演履歴

【雑誌】
『Zai』(ダイヤモンド社)「ミニ株バトルコーナー」連載(06年7月号〜07年7月号)
『社労士V』連載(日本法令)(07年10月号〜)
『メモ ノート200%活用ブック』(日本能率協会)
『クロワッサン』(対談 高田万由子さん)
『週刊現代』『女性セブン』
『CIRCUS』『日経キャリアマガジン』
『月刊人事マネジメント』
『週刊ダイヤモンド 別冊特集』
【テレビ】
テレビ東京『ガイアの夜明け』
日本テレビ『きょうの出来事』
テレビ東京『豪腕!コーチング』
【ラジオ】
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